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2016年4月4日のブックマーク (3件)

  • バービー化したい女性たち。無性、無我、成熟の拒絶、「正しく健康な女性」から逃れること - messy|メッシー

    前回は、「誇大なナルシズムの投影装置としての人形」と「共感と親和性の投影装置としての人形」の差異、後者の台頭に見る欲望への嫌悪と禁欲の精神が前傾化していく予感について述べました。 今回は、その社会傾向ゆえにいっそう際立つ、「バービーになりたい」欲望を実現した女性たちについて、ヴァレリア・ルカノワ、ブロンディ・ベネット、アンジェリカ・ケノバの三人の例をあげながら考えていきたいと思います。 無性でありたい女性 まずは、近年ネットで話題のリアル・バービーの代名詞である、ウクライナのヴァレリア・ルカノワから紹介します。 ずいぶんオーバーラインなアイメイクに細すぎるウエストと、重力を無視しはちきれそうな丸い胸、過去写真から自然に成長しているとは思いがたい顔と身体ながら、「胸を1回整形しただけで、他は整形していません」と表明しているヴァレリア・ルカノワ。70年代お色気SF映画のヒロインのような極めてタ

    バービー化したい女性たち。無性、無我、成熟の拒絶、「正しく健康な女性」から逃れること - messy|メッシー
    hharunaga
    hharunaga 2016/04/04
    「彼女たちは、“女性性”や“母性”といった規範の攪乱と、美の規範を問う、クィアな魅力にあふれています」
  • 『プラハの墓地』 ウンベルト・エーコ著 評・出口治明(ライフネット生命会長兼CEO) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    巨星が残した課題 初めてプラハのユダヤ人墓地を訪ねたのは晩秋で、ベルリンの壁が崩れるかなり以前のことだった。小さいゴーレムを記念に買ったのを覚えている。ナチのホロコーストに霊感を与えた史上最悪の反ユダヤ主義の偽書「シオン賢者の議定書」は誰がどのように 捏造 ( ねつぞう ) したのか。その謎に挑む 諧謔 ( かいぎゃく ) に満ちたピカレスク小説である。 美家でユダヤ人嫌いの祖父に育てられたトリノ生まれのシモニーニは、公証人事務所で文書偽造の腕を上げ情報部に雇われる。トリノの図書館でプラハの墓地の美しい版画を見つけたシモニーニは、この場所こそイエズス会やフリーメーソン、ユダヤ人の世界征服の悪魔的な陰謀にふさわしいと考える。最初の仕事はガリバルディが占領したシチリアでの策謀。若いシモニーニは仕事が出来ず、パリへ逃れて今度はフランスの情報部に仕える。時代はパリ・コミューンからドレフュス事件

    『プラハの墓地』 ウンベルト・エーコ著 評・出口治明(ライフネット生命会長兼CEO) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    hharunaga
    hharunaga 2016/04/04
    “シモニーニは「今でも私たちのあいだに存在している」と著者は指摘する。…他者への憎しみと不寛容こそが僕たちの21世紀の社会が抱える最大の病巣ではないか”
  • 世界で一人しか知らない歴史が目の前にあった/ユダヤ史研究・武井彩佳氏 - SYNODOS

    なにかに夢中になって眠れなくなったことはありませんか。今回登場する武井先生は、歴史研究が楽しすぎて夜中に何度も目が覚め、出産数時間前まで研究をし続けたほど。学部選択に悩む高校生に、最先端の研究をお届けする「高校生のための教育入門」。歴史ってそんなに面白いの? ユダヤ史を研究する武井彩佳先生に、歴史を学ぶ楽しさについてお話を伺いました。(聞き手・構成/山菜々子) ――武井先生は『ユダヤ人財産はだれのものか』をご執筆されるなど、ホロコーストの生命や身体だけではなく、カネとモノといったテーマを扱っていますよね。それはなぜでしょうか。 人間はイデオロギーだけで人を殺せないと考えたからです。 よく、ナチスの支配下で洗脳され、ホロコーストに至ったと考えられていますが、政治的な信念だけで人を殺せるのか。そこまで強固な信念や信条を持つ人はなかなかないでしょう。隣の人の持っている土地が欲しいとか、あの人の

    世界で一人しか知らない歴史が目の前にあった/ユダヤ史研究・武井彩佳氏 - SYNODOS
    hharunaga
    hharunaga 2016/04/04
    「(現代史に向いているのは)フットワークが軽い人ですね。いろんなところに行って、いろんな組織に飛び込む。ジャーナリズムに近い面もある」