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『プラハの墓地』 ウンベルト・エーコ著 評・出口治明(ライフネット生命会長兼CEO) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
巨星が残した課題 初めてプラハのユダヤ人墓地を訪ねたのは晩秋で、ベルリンの壁が崩れるかなり以前のこ... 巨星が残した課題 初めてプラハのユダヤ人墓地を訪ねたのは晩秋で、ベルリンの壁が崩れるかなり以前のことだった。小さいゴーレムを記念に買ったのを覚えている。ナチのホロコーストに霊感を与えた史上最悪の反ユダヤ主義の偽書「シオン賢者の議定書」は誰がどのように 捏造 ( ねつぞう ) したのか。その謎に挑む 諧謔 ( かいぎゃく ) に満ちたピカレスク小説である。 美食家でユダヤ人嫌いの祖父に育てられたトリノ生まれのシモニーニは、公証人事務所で文書偽造の腕を上げ情報部に雇われる。トリノの図書館でプラハの墓地の美しい版画を見つけたシモニーニは、この場所こそイエズス会やフリーメーソン、ユダヤ人の世界征服の悪魔的な陰謀にふさわしいと考える。最初の仕事はガリバルディが占領したシチリアでの策謀。若いシモニーニは仕事が出来ず、パリへ逃れて今度はフランスの情報部に仕える。時代はパリ・コミューンからドレフュス事件へ
2016/04/04 リンク