3.11原発震災から6年が経過した。この日に福島第一原発で始まった過酷事故(それはまだ収束していない)を忘れないために、ティエリー・リボー「福島の惨事と国家原子力主義の7つの原則」(Thierry Ribault, « Le désastre de Fukushima et les sept principes du national-nucléarisme », in Raison Présente, numéro spécial « Le progrès, désirable ? », n°189, 2014)の翻訳を公開する。原文は以下で公開されている。 http://www.netoyens.info/public/BIBLIO/N-T_Ribault/RIBAULT2014_RP189.pdf リボーが「国家原子力主義」と呼ぶものは、国家と科学の結合体であり、『脱原発の哲学』で私