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2017年10月30日のブックマーク (3件)

  • 東京新聞:ゴッホの耳 天才画家最大の謎 バーナデット・マーフィー 著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

    トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 ゴッホの耳 天才画家最大の謎 バーナデット・マーフィー 著 Tweet 2017年10月29日 ◆素直な目と行動力で迫る [評者]藤田一人=美術評論家 姉の死と自身の病気をきっかけに一人の女性がゴッホの耳切り事件の真相究明にのめり込み、七年の歳月をかけて一つの結論にたどり着く。書はその軌跡と成果が情感豊かに綴(つづ)られる。 著者はそれまで、ゴッホの作品を数点しか観(み)たことがなかったという。そんな素人が、世界中の専門家によって研究が積み重ねられてきたゴッホ最大の謎に挑むというのは、無謀な試みと言えなくはない。ただ、素人ゆえに専門家の盲点をつくこともできる。彼女の豊かな想像力と我武者羅(がむしゃら)な行動力、そして時間と手間を惜しまない丹念な実証努力が、それを可能にした。 一次資料のゴ

    東京新聞:ゴッホの耳 天才画家最大の謎 バーナデット・マーフィー 著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)
    hharunaga
    hharunaga 2017/10/30
    「一人の(素人の)女性がゴッホの耳切り事件の真相究明にのめり込み、七年の歳月をかけて一つの結論にたどり着く」 ←いい意味でゴッホと同じ「狂気的行動」?
  • プロトコル 脱中心化以後のコントロールはいかに作動するのか / アレクサンダー・R・ギャロウェイ(人文書院)現代社会の技術仕様書  いかに自由の新たな空間を創出できるか|書評

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

    hharunaga
    hharunaga 2017/10/30
    「自由の新たな空間」は、ガタリ=ネグリ共著の名前ですね。
  • 2.5次元と二次創作の時代にこの芝居は機能するのか?『作者を探す六人の登場人物』 - Commentarius Saevus

    神奈川芸術劇場でピランデッロ『作者を探す六人の登場人物』を見てきた。長塚圭史が演出を担当している。 タイトルどおり、作者に捨てられたという6人の登場人物が出てきて、ピランデッロの旧作を稽古している演出家に作者になってくれと頼むというものである。最初は馬鹿げていると思った演出家はだんだんこの登場人物たちの話が面白いかもと思うようになるのだが、登場人物たちは役者が自分たちの役を演じるというのを受け入れなかったり、いろいろトラブルが発生する。 演出とか演技は非常に良く、美術も劇場の雰囲気によく似合っているし、舞台上に舞台があるという設定をよく生かした作りだったと思う…のだが、全体的にいまいちこの芝居じたいのコンセプトは現代に合うのかっていうことがよくわからなかった。もともとは1921年に初演されたそうなのだが、2.5次元舞台とか二次創作の時代である2017年に、こういう新しい作者を探してさらに文

    2.5次元と二次創作の時代にこの芝居は機能するのか?『作者を探す六人の登場人物』 - Commentarius Saevus
    hharunaga
    hharunaga 2017/10/30
    ピランデッロの戯曲。「今の時代に作者に捨てられた登場人物が新しい作者を探したら、新しい作者に作り変えられて二次創作となるんじゃないだろうか…」 ←クラウドで作者を公募かも…。