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2020年4月1日のブックマーク (2件)

  • 大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』監修者が「アイヌ文化」を徹底解説(中川 裕) @gendai_biz

    そもそも「カムイ」とは何か? 2018年「手塚治虫文化賞」でマンガ大賞を獲得した、累計発行部数1200万部を超える大人気冒険活劇漫画ゴールデンカムイ」。私はこの作品において、アイヌ語監修を務めています。 アイヌ文化を巧みに紹介していることで評判の「ゴールデンカムイ」ですが、そもそもこのタイトルにもなっている「カムイ」という言葉が何を指しているのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、漫画の絵も引用しながら簡単に説明してみたいと思います。 カムイはアイヌの精神世界を知る上で不可欠の言葉で、これがわからないとアイヌ文化は何もわからないと言っても過言ではありません。よく「神」と訳されますが、「カミ」と「カムイ」はたしかにとてもよく似ています。カムイはもともと語源的にも日語の「神」と同じ言葉だと思われますし、日々お祈りを捧げる存在だと言えば、カムイ=「神」、よしわかった、

    大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』監修者が「アイヌ文化」を徹底解説(中川 裕) @gendai_biz
    hharunaga
    hharunaga 2020/04/01
    「カムイ」は「神」というよりむしろ「環境」。「アイヌ」は「人間」を指す言葉で、アイヌの伝統的な考え方は、アイヌとカムイが良い関係を結ぶことで、互いに幸福になることだという。
  • パンデミック文学から学べること──コロナ禍をどう生きるか

    ペスト時代の『デカメロン』の第8話を主題にしたボッティチェリの作品 LEEMAGE-CORBIS/GETTY IMAGES <古典から現代小説まで「疫病による人類の危機」は定番テーマ――世界が新型コロナに揺れる今、これらの作品から読み取るべき教訓> ホメロスの叙事詩『イリアス』やジョバンニ・ボッカッチョの『デカメロン』から、スティーブン・キングの『ザ・スタンド』やリン・マーの『セブランス(断絶)』まで、欧米の文学にはパンデミック(感染症の世界的大流行)にまつわる一連の作品群がある。激情の後に来るカタルシス(浄化)を語るものもあれば、公衆衛生の危機に向き合う人々の姿勢を批判的に描いた作品もある。 世界規模で新型コロナウイルスが猛威を振るう今、私たちはどう生きればいいのか。これら「パンデミック文学」に、そのヒントが見つかるかもしれない。危機に瀕した際の人々の行動を理解し、外国人や患者・感染者へ

    パンデミック文学から学べること──コロナ禍をどう生きるか
    hharunaga
    hharunaga 2020/04/01
    「(ボッカッチョの『デカメロン』では)人々が物語という形式を用いて社会や人間関係を論じていた…。物語の聞き手(=読者)は、疫病(ペスト)が奪った日常生活を立て直す方法を嫌でも考えさせられる」