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2024年1月14日のブックマーク (3件)

  • 飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん

    飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? 翼の揚力を巡る誤概念と都市伝説 2013-07-17 松田卓也 要約 ネットで飛行機がなぜ飛ぶのかという疑問についてググるといろんな答えが見つかる。なかには飛行機がなぜ飛ぶかまだ分かっていないというしたり顔の解説もある。とんでもない話だ。そんなことは百年も前から分かっている。ネットには、もっともらしい解説があるが、その多くが間違いである。その問題について解説した国内外のの70%が 間違っているという調査もある。航空工学の大家の書いた解説書でも間違っているという驚くべき事実もある。 一番よくある間違いは、翼前端で上下に分かれた空気の流れが、後端で「同時」に出会うとする、等時間通過説(同着説)である。 飛行機がなぜ飛ぶかというような基的なことがなぜ間違うのだろうか。それは結構難しい問題だからである。 飛行機の翼で揚力が発生するのは、翼の上面を流れる

    hharunaga
    hharunaga 2024/01/14
    文:松田卓也。なお、ブルーバックスの近藤次郎『飛行機はなぜ飛ぶか』の図版(真鍋博のイラスト)の文章は「等時間通過説(同着説)」だが、本文では「循環」で説明されている。図の説明は編集者が加えたものかも?
  • <書評>『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』服藤(ふくとう)早苗 著:東京新聞 TOKYO Web

    紫式部や清少納言など女性の書き手が輩出した平安中期、平安京の貴族層の生活はどうだったのか。一夫多妾(たさいしょう)で「女性にとって苦悩の多い社会」だったと、古代女性史が専門の著者は断ずる。 対等だった男女の性愛が男優位に変化、女に結婚決定権はなく、夫がの家に通うか、同居。嫁姑問題はないが、男には複数のが許された。男が来なくなれば離婚になるから、子どもを祈願して寺社詣でを繰り返した。上層貴族が女子の誕生を期待したのは、娘を入内(じゅだい)させ天皇の外戚として権勢を手にすることができたからだと、藤原道長の例をあげている。 働く女や財産相続の実態も詳しいが、身につまされるのは病と老い。「もののけ」に取り憑(つ)かれたり伝染病で苦しむ人々。40歳を過ぎると「老女」で、後ろ盾の父親や夫がいないと生活が不安定になり、死後の葬送もしてもらえない。こんな男優位の家柄主義、身分社会を打ち破りたいと自己

    <書評>『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』服藤(ふくとう)早苗 著:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/01/14
    “一夫多妻妾(たさいしょう)で「女性にとって苦悩の多い社会」…。こんな男優位の家柄主義、身分社会を打ち破りたいと自己主張、社会批判をしたのが女性文学。女たちの逆襲である”。評:江刺昭子。
  • <書評>『技術革新と不平等の1000年史(上)(下)』ダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソン 著:東京新聞 TOKYO Web

    1990年代の後半以降、パソコンやデジタル機器が急速に普及し始め、人類の将来はバラ色であるかのように夢想された。スティーヴ・ジョブズはいみじくも言った。「昨日のことでくよくよするよりも、明日を作り出そうじゃないか」と。だが、書の著者たちは、1000年にわたる人類の歩みを再検討し、新しいテクノロジーが自動的に繁栄につながるわけではなく、経済的・社会的・政治的な選択に左右されると主張している。 イギリスで産業革命が始まってから100年間は、技術進歩の成果を享受したのはほんの一握りの人々で、大多数にとっては労働時間の延長、職場での自律性の低下、実質所得の停滞などを招いた。19世紀の後半になって様相が変化したが、それは普通の人々が団結し、経済的・政治的改革を推進するようになったからだ。労働組合の台頭や民主主義の拡大が、繁栄を広い範囲の人々に共有させるのにあずかった。 同様に、第二次世界大戦後の数

    <書評>『技術革新と不平等の1000年史(上)(下)』ダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソン 著:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/01/14
    「技術革新が経済格差の拡大と労働者の地位の低下をもたらす方向へ大きく傾いている。…対抗勢力の台頭が必須だが、労働組合の弱体化や民主主義の形骸化によってそれはたやすいことではない」。評:根井雅弘。