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2024年3月30日のブックマーク (4件)

  • 「原爆の父」の映画 被爆国でどう受け止める? 米アカデミー賞7冠「オッペンハイマー」 あす日本公開:東京新聞 TOKYO Web

    「原爆の父」と呼ばれた物理学者の生涯を描き、米アカデミー賞で作品賞など7冠に輝いた映画「オッペンハイマー」が、全米公開から8カ月遅れて29日に日でも公開される。原爆被害の描写などを巡って議論を呼んできた作品。原爆投下を経験した日でどう受け止めれば良いか、映画評論家の関口裕子さんと考えた。(石原真樹) 作品に、被爆地を撮影した映像をオッペンハイマーが見ているシーンはあるが、被爆者の姿や市街の描写は出てこない。彼が自責の念にかられ反核に転じていく姿から、クリストファー・ノーラン監督が原爆を肯定していないことは分かるが「一瞬でも被爆地の惨状が挿入されていれば多くの人に原爆の悲惨さを知ってもらえたのに…」というのが記者の率直な感想だ。 「ノーラン監督はインタビューなどで『原爆は否』と言っている。作品でオッペンハイマーは、研究に夢中なマッドサイエンティストにも上昇志向の強い人間にも見え、研究に対

    「原爆の父」の映画 被爆国でどう受け止める? 米アカデミー賞7冠「オッペンハイマー」 あす日本公開:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/03/30
    “被爆地の描写の欠如に加え、人類史上初の核実験「トリニティ実験」の…放射能への危機感や防護装備は描かれない” ←良心的米国人?の「お気持ち」だけ描いたのかな?…。
  • 『文学部という冒険 文脈の自由を求めて』(NTT出版) - 著者:田島 正樹 - 張 競による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    より深く、より反時代的に!文学部に対する風当たりは、以前にもまして強くなっている。当の文学部自体が自信喪失して、さまざまに姑息な小手先の「改革」によって、この逆風を乗り切ろうと… より深く、より反時代的に! 文学部に対する風当たりは、以前にもまして強くなっている。 当の文学部自体が自信喪失して、さまざまに姑息な小手先の「改革」によって、 この逆風を乗り切ろうとしている。 書は、そんな世の流れに真っ向から反抗して、 臆面もなく旧き良き人文学の意義を唱えようとするものである。 文学部は、より深く反時代的に、その伝統と分に立ち返ることによってのみ、 その使命を果たすことができるからである。 聖書から、ドン・キホーテへ、カズオ・イシグロから、『映像研には手を出すな!』まで、 古今東西のテキストを縦横無人に跳躍しながら、人文学の神髄と実践に触れる。 「文脈の自由」に潜む大きな可能性文学部不要論が

    『文学部という冒険 文脈の自由を求めて』(NTT出版) - 著者:田島 正樹 - 張 競による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2024/03/30
    “著者によると、文学は文脈に深くかかわっており、文脈は自由と密接不可分の関係にあるという。…著者が示したのは「文脈の自由」である。…新しい文脈を発見することによってテクストの限界を超えることもできる”
  • 統計学の極意 デイヴィッド・シュピーゲルハルター著 構成の妙 まるで推理小説 - 日本経済新聞

    現在、文科省の音頭の下、多くの大学がデータサイエンス教育に舵(かじ)を切った。この分野の学部がどんどん新設され、既存学部の教員にも実証研究の経験が要請されるようになった。これは、深層学習や識別AI人工知能)などの先端技術がデータサイエンスを土台にしていることに起因する。一方でこれは、日がこれらの分野で大きく立ち後れてしまっている悲しい証しでもある。書はそんな状況に格好の処方箋となる。

    統計学の極意 デイヴィッド・シュピーゲルハルター著 構成の妙 まるで推理小説 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2024/03/30
    “第1に、ユニークな事例が満載である。第2に、数式をほぼ使わずそれでいて数式と遜色ない説明がなされている。何より第3に、データ解析の背景にある「帰納的推論の根本」が余すことなく語られている”。
  • マッカーサー リチャード・B・フランク著 虚飾排し「軍人」の姿に迫る - 日本経済新聞

    偉大な英雄か、傲慢なナルシストか。ダグラス・マッカーサーには、まったく相反する2つのイメージがつきまとう。書は、こうした極論を排した端正な評伝である。成功の秘訣は、マッカーサーの生涯の中で最も重要な要素、すなわち、軍人という点に一貫して着目していることであろう。マッカーサーの父アーサーも優れた軍人だったが、フィリピン統治をめぐってウィリアム・タフト(のちの大統領)と対立し、陸軍参謀総長の道を

    マッカーサー リチャード・B・フランク著 虚飾排し「軍人」の姿に迫る - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2024/03/30
    「日本を降伏に追い込むまで、アメリカ国民の団結を維持するためには何が重要か。陸軍は時間と考え、海軍は犠牲者の数と考えていた。結局、原子爆弾の破壊力が両者の対立を止揚した」。評:村田晃嗣。中央公論新社。