上司に意思決定を仰ぐというプロセスはあまり楽しくないものです。もちろんリスクある案件を上司との連帯責任(言葉が悪いですね。^^;)にできるという意味ではとても重要なプロセスなわけですが、反対に誰がどう考えても結果は明らかでわざわざ意志決定を仰ぐほどでもないことに関してはあえて自分の責任で意志決定を仰がないのも良いのではないかと思います。そこで今回は意志決定を仰がないためにはどうしたらよいか考えてみたいと思います(?!)。 技術1: 報告をした上で既成事実を作る 自分の考えていることは絶対に正しい。だけど上司や周りの人や経営陣が全然理解してくれないと感じる機会は多いと思います。いくら意思決定を仰いでも保留にされてしまうと頭にくるものです。そんなときは強気に出るのが良いと思います。例を出しましょう。 ×悪い例 「○○の件ですが、○○を○○にすると作業効率が上がりとてもやりやすいです。お忙しいと
本記事はRuby on Rails(以下RoR)を使ってプロトタイプを作成し、アジャイルかつ正確にクライアントからの機能要件を取りまとめることを提案する連載「Rubyでアジャイルプロトタイピング」の最終回です。最終回は、これまでの連載内容のうち最も重要な要点を復習するとともに、プロトタイピングとRoRのこれからを考えます。 アジャイルプロトタイピング4つのポイント ここまで計5回の連載で、アジャイルプロトタイピングとは何か、それがなぜ有益なのかについて説明してきました。ここでは、その総まとめとして、アジャイルプロトタイピングを理解し、成功させる骨組みとなる4つのポイントを復習します。 ● 開発言語・環境のパワーを理解する アジャイルプロトタイピングは、主に上流工程にフォーカスしていますが、その成功は具体的な実装技術の選択に大きく左右されます。特にアーキテクトを目指す場合は、システム全体やユ
You are about to permanently delete this entry. When you delete an entry, you also delete any comments and trackbacks associated with it. This action cannot be undone. Delete|Cancel 社団法人日本民間放送連盟(いわゆる民放連)の会長広瀬道貞氏(テレビ朝日社長)から「通信・放送の在り方に関する懇談会」が公表された報告書(案)に対するいくつかの懸念を報道発表されました。当該ページは無断転載リンクに対する禁止条項を掲げておられますので、ご自身の検索エンジンにて、”民放連”などのキーワードで検索されるとそのトップページWhat’s Newの2006.06.02欄に民放連のご意見が掲載されています。合わせて2006.05.
このエントリは、「いきなりコンサルタントに抜擢されたSEが読むべき3冊」[参照]の続きになる。 「コンサルタント」と一緒に仕事をしたことがあるだろうか? 肩書だけのなんちゃって自称コンサルではなく、McKinsey & Company や accenture といった、それでメシ喰っている連中のことだ。 彼らの阿呆ほどの猛仕事ぶりは、「マッキンゼーITの本質」[参照] に書いたが、仕事の順序というか、ダンドリの要領よさについては常々不思議に思っていた。「俺たちに明日はない」という言葉がピッタリの猪突猛進なのだが、仕事のやり方は整然粛々としている。見た目のロジカルさだけでなく、コンサルティングの仕事そのものが、あたかも何かのマニュアルに従っているかのような感じがしてならなかった。 その予感はあたってた。マニュアルを見つけたんだ。それは、「情報システム計画の立て方・活かし方」。いや、その辺に転
この記事のまとめ。また長文エントリごめん。“IT”コンサルじゃない、「ファーム」のコンサルタントと一緒に仕事をするハメになったら読む本。 「問題解決プロフェッショナル」を読めば、コンサルタントの土俵で話ができる SEとしての分をわきまえるなら「RFP&提案書作成マニュアル」で準備しておく SEには、コンサルタントに無い視座がある。その強みを生かす「業務システムのための上流工程入門」 コンサルタントは、知識経験ないけれどキャラとハートがおおまかカバーすることはぶっちゃけありえない。そうなったらどうしようと思い悩む前にメモをどうぞ。 このblogは「それを知らなかった私にとって有益なもの」になるように心がけてる。つまり、その記事の知識・情報を知らなかったとして、「あ、こんな記事を見つけてラッキー」と思えるようなネタ。 で、この記事は一年前の私が見つけたなら「お、タイムリー」と思えるような内容
ユーザビリティのヒント(1) 多くのユーザーは 一度に1本しかジュースを買わない 「自動販売機での不要な動作から考える」 ソシオメディア 上野 学 2006/6/2 Webアプリケーションのユーザーインターフェイスデザインに役立つさまざまなTips集。自動販売機でジュースを買うときの不要な動作から考える。(編集部) 今回からはWebアプリケーションのユーザーインターフェイスの続編の「Tips編」として、ウェブアプリケーションのユーザーインターフェイスをデザインするうえで役立つさまざまなヒントを、少し細かな視点から具体的に見ていきます。 複雑な構成物を作り上げるには、基本となるコンセプトやアーキテクチャといった抽象度の高い部分から考えていくトップダウン式のアプローチと、構成要素の細部から考えていくボトムアップ式のアプローチの両方が必要になりますが、前回までの経験則編はどちらかといえばトップダ
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 スポンサード リンク ・ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 百式管理人 田口元監訳。日本語版解説で田口さんは「知識社会で生き残りたいなら、作業や時間を管理するだけの手法は役立たない。必要なのはアイディアとエネルギーを管理する手法である。」と書いている。知識社会の仕事とは、部品組み立て作業のようには明確な終わりが見えないものだ。いいアイデアが生まれるまで終わらない企画の仕事だとか、複雑に絡み合う複数プロジェクトの同時進行のような仕事では、現時点の達成度が何パーセントとはわからないことが多い。 終わりの見えない仕事群を相手にする知識労働では、単なる進行管理だけだと、ストレスで仕事の質すなわち創造性が落ちてしまう。すっきりした気分でワクワクしながら仕事をすることが大切になる。著者のデビッド・アレンは、GT
日経 PC 21 とかいう雑誌の中吊り広告で、 万能エクセルでワープロ要らず! とかいう強烈な特集を見つけてしまいました。頼むから、Excelをワープロ代わりにするの止めて欲しいです。パソコン音痴のオジさん社員に変なこと教えて、後ろ盾しないで欲しいです。 プレインテキストでメールすれば済むことなのに、もったいぶってExcelのファイルが添付されてきて、中を見たらスプレッドシート上にテキスト枠が一つ貼られていて、そこに今週の予定が箇条書きされていた、なんてことは日常茶飯事です。 これ、よくわかるなあ。我々の業界でも仕様書をExcelで書く人が多くて困っている人も多いみたいだし。 前にもXOOPS上のWikiでEXCELを駆逐できないかという記事を書いたことがあるけど、Excelにかけているエネルギーの10分の1でも使えば、普通のオフィスの業務なんて、楽々Wikiでこなせそうな気がする。 つい
検索では見つからない「未来」の見つけ方 堀内浩二 2006/5/26 ■検索では見つからない「未来」 これから、どの道に進もう。そう迷ったときについ、検索エンジンに手が伸びます。例えば「転職」と打つと転職支援サイトが出てきますが、転職支援というのはほとんど求人企業の選択支援であり、転職すべきか否かを決めてくれるわけではありません。「スキルアップ」と打とうが「海外移住」と打とうが基本的には同じことです。他者が示してくれるのは、わたしが選択できる「手段」であって、わたしの「目的」ではありません。検索では未来は見つからないのです。 ■決める=判断+選択 「迷う」ということは「決められない」ということですから、まずは「決める」ことについて少し詳しく考えておきましょう。例えばPCを買うときには、 (判断)どのようなPCを望ましいとするか (選択)実際にどのPCを選ぶか という、2種類の「決める」が交
これから6回にわたってソフトウエア・テストの基本について解説します。テストの基本を理解することは,品質の良いソフトウエアを作るための大切な一歩となるはずです。今回から第3回まではソフトウエア・テストに必要な技術について,第4回から第6回は品質分析やマネージメントについて解説します。 まず,あるソフトハウスの上司と開発者の会話に耳を傾けてみましょう。 上司●設計は進んでいるか? 開発者●仕様が固まらず遅れ気味です。 上司●それは困ったなあ。対策は? 開発者●とりあえず今の仕様のままで設計を止めて,コーディングを開始します。幸いテスト工程を多めにとってあるので,徹底的にバグ出しをすれば品質は問題はないと思います。 ~1週間後~ 上司●コーディングは進んだか? 開発者●それが…,仕様変更など手戻りが多くて遅れ気味です。 上司●おいおい,まずいなあ。対策は? 開発者●テスト工程の一部をコーディング
文=吉田 航太郎 日本においてIMEの開発を担当し,実際にマイクロソフトのセキュリティ開発ライフサイクルを導入し,セキュアなアプリケーションの構築を実践している。 これまで3回に渡って,セキュアなアプリケーション・ソフトウエアを開発するにあたって開発者が考慮すべき基本的な考え方を紹介し,Webアプリケーションの例を取ってそれを掘り下げた。最終回となる今回は,より具体的な例として,セキュアなソフトウエアの開発のためにマイクロソフトの開発部門で実践され,効果をあげている開発モデルを紹介する。 マイクロソフトでは,セキュリティに対する社会的関心の高まりに応え,2002年に当時開発中だった「Windows Server2003」に対して「セキュリティプッシュ」と呼ばれるセキュリティに特化した開発フェーズを実行しました。この開発フェーズは, 開発者全員のセキュリティ技術教育 新たな知識に基づく設計の
優秀なITエンジニアでもレベル3 高橋氏は「ITSSは参照に使うための辞書です」と強調する。人材育成担当者であってもすべてを暗記する必要はない。必要に応じて参照し、判断の目安にすればいい。 社内に抱えるITエンジニア全員をレベル1から7に割り当てられるとは限らない。「すごく優秀なITエンジニアでレベル3と考えてください」と高橋氏はいう。一般的にITエンジニアの9割がレベル1から3に当てはまるという。「すべて独力でできる」のがレベル3以上と定められていて、「あの人は何でもできる」と目されるITエンジニアですらレベル3となることが多い。 1人で何でも解決できてレベル3なら、レベル4以上はかなり貴重な存在と考えていい。該当者が少ないのに分類されているのも、ITSSが辞書だからだ。誰が「すごいITエンジニア」「それよりもっとすごいITエンジニア」「究極のITエンジニア」なのか。漠然とした言葉だけで
デザイナーが1人だと効率のよいデザインワークってのが肝で最近意識してる事です。 CSS 言わずとしれてますが、後でページ追加したり、機能追加する時など上の項目をコピーして書き換えただけで、デザイナーじゃなくても項目追加を簡単にできます。 テキスト要素はなるべく画像にしない 特にタイトルとか画像にすると、後でページ追加したり項目を増やすのにデザイナーの作業が入るので。なるべく避けてます。 シンボルイメージはグローバルなイメージで サービスシンボルは一番の特徴を捉えるだけのシンプルに(ダイアリーだと「日記を書く」、人力だと「質問と回答」)。細かい特徴を含ませると後で追加された特徴や削除された機能がある度に手を加えないといけないので。 シンボル作りはillustratorで粘る 特にサービスのシンボルや利用頻度の高いアイコンはどんな使い方をどんなサイズで利用されるかが分からないので、photoh
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