【4月3日 AFP】イラク政府軍は1か月あまりの戦いにより、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の支配下にあった同国北部ティクリート(Tikrit)を解放したが、同市の復興には長い時間がかかる。 イラク内相によると、最大の脅威となっているのはISが残した爆発物だという。1日までに、185軒の家に仕掛けられた爆発物、その他の場所に仕掛けられた900あまりの爆発物が確認された。 軍の工兵隊が爆発物を取り除く予定だというが、ISが残した大量の爆発物を取り扱う人員が不足している。荒っぽい爆発物処理方法もある。ある民兵は家ごと爆発物を焼却処分するという方法を提案している。また、爆発物が仕掛けられている車両には携行式ロケット弾(RPG)を撃ち込むという案もある。このような方法で爆発物を取り除いたとしても、街を破壊しては住民たちの怒りを買い、ティクリートの長期的な安定