Red Hatは34人のプログラマからなる専任チームを設け、次世代ソフトウェアの開発に当たらせることになった。同社はこの活動を通じて、オープンソースコミュニティでこれまで以上に積極的な役割を果たそうとしている。 この動きの背景には、急増する利益を背景に、自社のプログラマを顧客サポート業務から解放し、開発に専念させたいとの思惑がある。同社では今後9カ月でチームの人員数を倍増させる計画だと、新たに最高技術責任者(CTO)に就任したBrian Stevensは説明した。 同氏によると、開発チームには複数の優先事項があるという。その1つは、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Xen」を同社の配布するLinuxに組み込み、顧客が複数のオペレーティングシステム(OS)を同時に動かせるようにすることだ。またデスクトップLinuxを他のOSに代わる費用効果の高い選択肢にすることや、検査ツール「System