大阪大学は、医学部附属病院の一部で28年余りにわたり、水道と井戸水の配管が入れ代わって接続されていたことを明らかにしました。 井戸水はろ過や殺菌がされていたということですが、大学では水質を詳しく調査しています。 発表によりますと、今月7日、大阪大学の医学部附属病院で工事をしていた業者から、「経路が不明な配管がある」と連絡がありました。 病院が施工業者に依頼して調べたところ、上水道と井戸水の配管が入れ代わって接続されていたことが分かりました。 井戸水が上水道として供給されていたのは、外来・中央診療棟の北東部の1階から4階で、職員の手洗いや飲み水、患者のシャワー用などとして、およそ120か所で使われていたということです。 大学によりますと、この建物が完成した1993年以降、28年にわたって、誤って接続された状態が続いていたとしています。 井戸水は、ろ過したり殺菌したりして使っていたということで
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