関西学院大学はこのほど、神戸三田キャンパス(兵庫県三田市学園2)の近くに、起業家支援施設と学生寮を併設した複合施設を建設することを明らかにした。産学官民が協力してカルチャータウン全体の活性化や若年層の定住促進を図る狙いがあり、28日には土地を所有する県、大学、三田市の3者で連携協定を結んだ。関学大は2025年春の供用開始を目指す。(小森有喜) 同キャンパスが位置するカルチャータウンは、北摂三田ニュータウンで最も遅い1992年に入居が始まった。3年後には関学大総合政策学部設置とともに同キャンパスが完成。2001年には、理学部が上ケ原キャンパス(同県西宮市)から移転し、その後、理工学部になった。さらに今春、同学部を理系4学部(理・工・生命環境・建築)に再編し、学生寮も建設することになった。関学大が三田で学生寮をつくるのは初めてとなる。 複合施設は、大学南側の商業施設「三田まほろばブレッツァ」に
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