2030年までのグローバル目標「持続可能な開発目標(SDGs)(※)」に取り組みを表明する企業が相次いでいる。30年に向けて、いま企業に求められているのは何か。SDGsをビジネスに取り込み、成長の機会とする道筋はあるのか。「教育格差を根絶することが理念であり戦略」と語る、すららネットの湯野川孝彦社長に聞いた。(聞き手は経済産業省通商政策局国際経済課の中西徹係長) (※)SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された2030年までの国際開発目標。17の目標と169のターゲット達成により、「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、途上国及び先進国で取り組むものです。経産省のSDGsに関する取組等の詳細はこちら 誰も取り残さない ―オンラインでeラーニングを提供する会社は少なくありませんが、すららネットは