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レビューと映画に関するhighcampusのブックマーク (90)

  • 『100日間生きたワニ』の感想|品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)

    100日後に死ぬワニ』(きくちゆうき)のアニメ映画版『100日間生きたワニ』を観てきました。 まず、巷に溢れている悪評と比較して自分はどうだったのか? という観点で感想を書いてみます。ネタバレとかは気にしません。 ①100ワニは「紙芝居」なのかTwitterで感想を見ていると「紙芝居」という表現がたびたび目についた。これは個人的にはあまりしっくりこない。 たしかに動きの少ない映画ではあるが、動くべきところはちゃんと動いていた印象。『鷹の爪団』のアニメみたいな感じで、キャラが平行にスーッと動くとか、そういう内容ではない。 そもそも原作の4コマの時点で、動物キャラの日常生活を描く地味なテーマだし、ヌルヌル動くアクションだとか、奇抜な構図のカットだとか、そういう演出で面白さが増えるようなものではないと思った。ただ、それによる弊害もある(後述)。 ②100ワニは「テンポが悪い」のか「とにかく間延

    『100日間生きたワニ』の感想|品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)
    highcampus
    highcampus 2022/02/08
    "自分自身を「その他大勢」に押し込めるような生き方からいつか脱してほしいと思う。"
  • 追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下

    *以下のリンク先を読んでおくと、呪いの効果が高まります。 アニメ「2021年のエヴァンゲリオン」雑文集(1/25~3/5) 旧劇のときにはこの世にいなかった人と席をならべて見て、終わったあとはいっしょに少し話をして、作を目にすることのないまま、この世を去った人たちに思いをはせました。旧劇からのファンと新劇から入ったファンでは、シンエヴァの受け止め方はかなり違うだろうことは理解しています。なので、ファースト・インプレッションでの言い過ぎをまず少し修正しておきますね。 「一般的な映画としては佳作から凡作の間くらいかもしれないが、エヴァンゲリオンとしてはゴミ」 2時間35分の半分ぐらいを過ぎたあたりから、もう腕時計ばっか見てました。私小説とプロダクトを両立するダブルエンディングは儚い妄想であり、「One Last Kiss」と「beautiful world(da capo ver.)」もスタ

    追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下
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    highcampus 2021/03/13
    エヴァの規模で散らかしたものを自分で片付けたら普通に偉いし褒められていいだろ。スターウォーズ9批判ならともかく8批判を前提にしてQとシンをそれになぞらえるのもセンスない。
  • 長かった10代の終わり、エヴァが想い出になった日。(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 ※ネタバレ注意)|祥太

    せっかく人生に一度きりの機会なので、『シンエヴァ』を鑑賞しての感想をまとめて書き残しておきます。あまりにもネタが多すぎて触れられなかったあれこれもありますが、ご了承ください。 [3/10追記] 必ず『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を納得いくまで十分に鑑賞後、お読みください。あなたが感じた「あなただけのエヴァ」を、大切にしてくれると嬉しいです。 [3/16追記] 「Shiro SAGISU Music from“SHIN EVANGELION”」入手にともない、楽曲に言及した箇所へ追記を行いました。 エヴァとともに“オタク”に育ったどうしようもないくらいエヴァが大好きな中学生、それが24年前のわたしでした。 1982年9月生まれのわたしが最初にエヴァと出会ったのは、既に旧劇場版『THE END OF EVANGELION』も公開され『新世紀エヴァンゲリオン』が過去形になりはじめた1997年8

    長かった10代の終わり、エヴァが想い出になった日。(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 ※ネタバレ注意)|祥太
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ネタバレ感想 「○○に○○」から「○○を○○○」へ - さめたパスタとぬるいコーラ

    『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を初日朝7時の回で鑑賞。そのすぐ後に『シン・エヴァ』を絶賛するオタクや、『シン・エヴァ』は0点だとこき下ろすオタクたちと4時間ほど話をしました。その中であらためて思ったのが、「エヴァンゲリオン」という映像作品に向けられる私(私たち)の愛情が、実に様々だということ。 「エヴァンゲリオン」という映像作品は、様々な願いで作られています。 自分の正直な気分というものをフィルムに定着させたいという願い。 アニメーションが持っているイメージの具現化、表現の多様さ、原始的な感情に触れる、来の面白さを一人でも多くの人に伝えたいという願い。 疲弊しつつある日のアニメーションを、未来へとつなげたいという願い。 蔓延する閉塞感を打破したいという願い。 現実世界で生きていく心の強さを持ち続けたいという願い。 今一度、これらの願いを具現化したいという願い。 Yahoo! JAPA

    『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ネタバレ感想 「○○に○○」から「○○を○○○」へ - さめたパスタとぬるいコーラ
  • nix in desertis:『天気の子』感想・批評

    〈セカイ系としての『天気の子』〉 自分としては作がセカイ系であるかどうかとか,セカイ系の定義にはあまり興味がない。むしろ作の場合,人類が滅びるような障害を乗り越えられる程度の障害に縮小したところを評価したい。人類を滅ぼさんでもセカイ系はできるし,やってよいのだという意味合いでなら作をセカイ系の文脈で語るのは面白いと思う。もう,ヒロインとセカイのどちらかしか選べないという結末しかないのに我慢する必要はないのである。東京は部分的に水没したし,陽菜は晴れ女の能力を失った。それでも都民はたくましく生きている。 そもそも須賀の言う通り,陽菜が帰ってきたから雨が降り続いているなんて因果関係がはっきり証明されているわけではない。2人は降り続く雨を気に病まなくていい。まさに「大丈夫」なのだ。実は選択でさえないかもしれないという読み方を残している。読み方の選択の余地があり,選択を迫られているのはむしろ

  • nix in desertis:『ゴッホ 最期の手紙』(原題:LOVING VINCENT)

    公式サイト。「我々は自分たちの絵にしか語らせることはできないのだ」というゴッホの言葉を真に受けて,油彩画62,450枚を使ったアニメーション映画が誕生してしまった。制作者たちの頭はおかしい(褒め言葉)。完全に天国のゴッホからの「俺の言いたかったことはそういうことじゃない」というツッコミ待ちである。しかも,わざわざ実写の映画を先に撮影して,それを事実上の絵コンテとして世界中の画家125名に振り分けて油彩画を描かせたという謎の力の入れよう。私は字幕で見たのだが,結果的に「日語吹き替えで見ると,元の俳優さんたちの痕跡が映画から完全に消え去る」という謎の面白みが浮上するので,作は吹き替えで見る価値があるという点は先に言及しておきたい。 さて,衝撃の余りに冒頭で茶化してしまったものの,実際のところ,作の着想としてゴッホが選ばれたのは,先述の格言以外にも大きな理由があり,それを踏まえると実は突飛

  • シン・ゴジラ : 戸田真琴official blog - まこりん日和 -

    さらに、今回はたぶんAVに全然関係ない、さらに真面目なブログになってしまうと思うので、苦手な方はスルーして下さい…。

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  • ニコニコ動画(Re:仮)

    ニコニコ動画(Re:仮)
  • 『ミスティック・リバー』(2003年)について - 映画を書くと頭が疲れる

    監督:クリント・イーストウッド 公開から10年以上が経ち、『ミスティック・リバー』を観ました。 良い評判は聞いていたのですが、暗そう、というのがズルズルと先延ばしにしていた大きな理由です。 以下ネタバレします。 冒頭からジミー(ショーン・ペン)の子供時代を演じた子役がショーン・ペンそっくりな事に感動しました。この子供がショーン・ペンになるのだな、とスッと頭に入ってきます。 ボストンの片田舎に住む幼馴染み3人。ジミー、ショーン、デイヴは、いつも近所の通りで遊んでいました。いつものようにホッケーをして遊んでいた時、ボールが路肩の下水溝の入口の穴に入って取れなくなってしまいます。通りで遊んでいる時によくあるアクシデントで、気がそがれた悪ガキのジミーは、鍵のかかった車を乗り回そうと言い出します。渋るショーンとデイヴ。 その時、ジミーは舗装中の歩道のセメントが生乾き状態であることに気づき、車がダメな

    『ミスティック・リバー』(2003年)について - 映画を書くと頭が疲れる
    highcampus
    highcampus 2017/10/12
    最後のジミーの奥さんの肯定なあ
  • 映画『虐殺器官』感想 〜荒野から遠く離れて - やや最果てのブログ

    (以下の論では、原作および映画『虐殺器官』の結末に触れています。 また、原作ファンの視点から、映画に対してそこそこ辛辣な意見を述べていますが、 一つの意見としてご容赦いただければと思います。) 映画『虐殺器官』を観た。 ぶっちゃけた話、Project Itohの題を冠した映画三作品の中で、 「映画として」一番面白いのはおそらくこれだろうと思う。 えげつないゴア描写を含むアクションシーン、人口筋肉を使ったメカの数々など、 見所がそれなりにあるといえばあるからだ。 だが個人的には、原作ファンとしては一番言いたいことの多い作品であった。 なによりも、その精神性において看過し難い点があった。 最初に違和感を覚えたのは公開数日前のことである。 映画をレビューする記事の中に、「原作のエピローグにあたる部分は映画にはありません」 という追記の一文がさらりと書いてあり、ネット上の伊藤計劃ファンの間でざわめ

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  • これまでの作品と完全に逆転してるじゃねえか!『君の名は。』感想  - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    興行収入がすごいことになっていますね。シンゴジラと並べて語る向きも多いですが、ぼくは「メジャーな規模で公開するが、監督作品をみてきたオタクからすると大規模でえらいことになると不安になる」という意味で2作を見てました。そして実際に観て不安を抱いていたこと自体がチンケだったな、と思うに至るとこまで同じでした。これまでの監督作品と完全に構造が逆転しており、しかもそれで面白かったからです。 普通に主人公の表情が印象に残ってるだけで新鮮 まずびっくりするのは過去作品とキャラクターと背景美術のデザイン配分が逆転していることです。シンプルに主人公の瀧くんと三葉ちゃんたちがすごく表情豊かで、家族とも友達とも生き生きと接しているのがやけに新鮮です。なんてことないことなんですが、新海誠作品に限ってはこれまでをひっくり返すほどの出来事です。 というのも、あの過剰なほど色調の鮮やかさと淡さを強調させる背景美術を見

    これまでの作品と完全に逆転してるじゃねえか!『君の名は。』感想  - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • [幻想舞踏家] 最上 和子 | オフィシャルブログ | シンゴジラみました。

    私の周囲で絶賛の嵐だったので、見に行った。 あまりの評判の良さに、映画ファンでもなく日頃感動の少ない私でも、 うちのめされるのでは、という期待があった。 結論を言うと、全く面白くなかった。この感じは「アバター」見た時に似ている。 あまりの評判に、つい映画館に足を運んで、ただ退屈して帰ってきたあの記憶よ。 つまらなかったのなら感想など書かなければいいんだけど。 でも書く気になったのは、 このような大盛り上がりの、老いも若きも大絶賛♪の映画に、 なんの感動もない者がいる、と言ってみるのは意味があると思ったのだ。 そこには作品というもの対する、とんでもない誤解があると私には思われるから。 ここに書く感想は多分、身体に取り組んでいる者特有の偏りがあることと思う。 だからこそ書いてみる気になった。 身体をやっている者にとって、よく出来たエンタメって、こういうふうに映るんだと。 別にケチつけたいわけで

  • 映画「ハーモニー」感想|倫理子|note

    ※この文章には、映画「ハーモニー」及び原作の多大なネタバレが含まれます。自己責任で読んでください。批判的な評価をしていますが、私個人の意見なのでそこを十分念頭に置いてから見てください 総合評価……35点 よかったところ ・映像がきれい ・キャラの表情が豊か ・映像演出が実験的だと思った(珍しいやり方に見えた) ・沢城さんはすごいなあ ・コーカサスでのミァハ登場シーン ダメだったところ ・演出 ・中盤飽きる ・大事なセリフがない 正直やめて欲しい、もう勘弁してくれというところ ・ミァハとトァンの関係描写 ・脚がマジでまずい ・最後のセリフ ・EGOISTの主題歌 今めちゃくちゃに虚脱している。「屍者の帝国」はひどかったけれどもハーモニーはまだましだろうと思っていた私がバカだった。無かったことにしたい。いや、まだ展開が理解できるぶん屍者の帝国よりはましではあったんだけど……。 大事なところを

    映画「ハーモニー」感想|倫理子|note
  • 映画「たまこラブストーリー」感想 - 詩になるもの

    そんなわけで。京都アニメーションのアニメ映画「たまこラブストーリー」BD版を観たので感想を書く。 1 声は愛。愛は呼応。呼びかけ、受け止め、応えるラブストーリー。「たまこラブストーリー」は糸電話のように優しい恋物語だった。 2 作を観たのは劇場版以来、このBD版で2度目となる。今回の鑑賞を通し、改めて声掛けのアニメだなと思った。たまこも周囲の人達も、密に声を掛け合い名前を呼び合って生活しているところがよい。BDに収録されている舞台挨拶映像を観て、ますますそう思った。金子有希氏がみどりちゃんからたまこへの呼びかけについてこう語っている。 金子「特に、たまこと一緒の時に、『行こ』ってよく言うんですよ。で、その『行こ』っていうのがすごくなんか印象に残っていて、[…]いろんな心情を込めての『行こ』があるので心に残ってます」 (劇場舞台挨拶 2014年4月26日@新宿ピカデリー 12分30秒頃)

    映画「たまこラブストーリー」感想 - 詩になるもの
  • 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 | do not watch

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    劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 | do not watch
  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●ドローイング ●地元のシネコンで『風立ちぬ』を観た。この面白くなさは何なのだろうか、というのが第一印象だった。面白くない=駄目だ、と言っているのではなく、「これは何なのか」という強い戸惑い。 勿論、宮崎駿だから、個別の場面や描写ではすごいところがたくさんある(飛行、地震、風、汽車、妹がバスのなかから菜穂子を見る場面、そしてもちろんメカ…等々)。全体のクオリティもとても高い。でもそれは、あくまで個別の場面としてすごいのであって、それらが相乗効果となって、作品としての流れやうねりが生じるということになっていないように思った。宮崎駿は、うねりというか、畳み掛けるようなグルーヴをつくってゆく演出をする人だと思うのだけど、この作品では、うねりを抑えて流れを淡々とすすめようとしていて、しかし、それに反して個々の細部はいちいち「跳ね」たがっているから、そこがぎくしゃくして、どっちつかずの感じ(跳ねかか

    ■ - 偽日記@はてなブログ
    highcampus
    highcampus 2013/08/15
    風立ちぬ
  • 『風立ちぬ』 - 内田樹の研究室

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を観てきた。 宮崎駿は「どういう映画」を作ろうとしたのだろう。 もちろん、フィルムメーカーに向かって、「どういう映画を作りたいのですか?」とか「この映画を通じて何を伝えたいのですか?」というような質問をするのは意味のないことである(「言葉ですらすら言えるくらいなら映画なんか手間暇かけて作りませんよ」という答えが返ってくるに決まっている)。 でも、映画の感想を述べる立場からすると、このような問いを自問自答してみるというのは、決して無意味なことではない。 映画というのは、それについて語られた無数の言葉を「込み」で成り立っているものだからだ。 お門違いなものであれ、正鵠を射たものであれ、「それについて語る言葉」が多ければ多いほど、多様であればあるほど、賛否いずれにせよ解釈や評価が一つにまとまらないものであるほど、作品としては出来がよい。 私はそう判断することにしている。

  • 北守(hokusyu82)氏による『 #風立ちぬ 』映画評 - Togetter

    北守 @hokusyu82 サナトリウムでだらだら生きる「生」が、戦争という一瞬の輝きに投棄されるという話が『魔の山』であったわけで、この生の意味の二重性については堀辰雄においても継承されていますよね。ちなみに『魔の山』の最後のシーンにかぶれて右翼に転向した人物としてチャンネル桜の社長がいるわけですが…。 2013-07-30 01:26:14

    北守(hokusyu82)氏による『 #風立ちぬ 』映画評 - Togetter
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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