新しいことを始めること、今やっていることを辞めること、はたしてどちらが難しいだろうか。私は断然後者が難しいと思う。考えてもみればいい。会社、学校、習い事、どれも、どうにかして「辞める意思」を先方に伝えない限りは連綿と続いてしまうものだ。それだけではないだろう。「毎年やっているから」と続く、新人歓迎会という名の飲み会。別にこれは良いだろうけれど、そこで「毎年やってもらっているから」と新人にそれぞれ一発芸をやらせてまわる。だれか止めろと言いたくなっても、だれも止めない。一発芸だってタダじゃないのだ。業務外の時間にネタを考えて練習して、時には小道具まで買ってやるわけだ。それが何になるのだろう。 サンクコストという考え方がある。「もう○○円つぎ込んでしまったから引き返せない」という考えのことだ(雑である)。例えば私がパソコンを買い換えた話。 sasamatsu.hatenablog.jp HDMI