福岡県警生活経済課と筑紫野署は3日、オンラインストレージサービスやYahoo! オークションを悪用し、違法ソフトを販売していた栃木県小山市の52歳の無職男を、著作権法違反の疑いで逮捕した。同県警の調べによると男は、「生活費を稼ぐために販売した」と供述しているという。 男はアドビ システムズが著作権を有する「Adobe Illustrator 10」など2種類のソフトを、オンラインストレージサーバに複製・保管。今年4月、前後3回に渡り、Yahoo! オークションを通じて募った顧客に対し、保管したファイルのURLを知らせてダウンロードさせる方法で販売を行った疑い。 男は、オークションの出品画面に「これらのソフトは著作権違反を推奨するものではありません。個人で利用する目的以外では使用なさらないでください(原文ママ)」と書き込むなど、商品が海賊版であることを示して販売を行っていた。 コンピュータソ
この5月に『ヤングサンデー』の休刊が話題になったばかりですが、夏の終わりから秋にかけて、続々と雑誌休刊が報じられています。その中には大手の老舗雑誌が多数含まれていて驚きますが、いよいよかねてから噂されていた事態が「始まった」のかもしれません。 http://www.cyzo.com/2008/06/post_606.html ↑リベラルはもう受けない?「論座」休刊へ(日刊サイゾー) http://www.zakzak.co.jp/top/200808/t2008083001_all.html ↑講談社月刊現代休刊…読者の著しい高齢化で販売低迷(zakzak) http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008090100665 ↑月刊「現代」など休刊=講談社(時事ドットコム) http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/ente
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2008年8月29日,「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」(情報通信審議会の下部組織)の第43回会合が開かれた。同委の審議結果を反映し,情通審は2008年6月27日に「『デジタル・コンテンツの流通の促進』及び『コンテンツ競争力強化のための法制度の在り方』 第五次中間答申」を公表している。これに対して,7月1日~8月12日の期間に行われた意見募集(パブリックコメント)で寄せられた意見に関して,今回は議論した。 初めにデジコン委の主査を務める慶応大学の村井純氏が「第五次中間答申はいろいろな宿題含みでまとめた経緯がある。寄せられたパブコメを検討しつつ,今後の議論の方向性を考えて欲しい」と述べ,村井氏が発言者を指名する形で議論が始まった。 パブリックコメントは38の個人,団体から全部で129件の意見が寄せられた。内訳は個人名が13件,有識者団体が6団体,権利者団体
「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」(情報通信審議会の下部組織)の今期の議論が始まったので,傍聴してきました(Tech-On!関連記事1)。 デジコン委の今期の重要なテーマの一つは「地デジの暗号化(スクランブル)放送の廃止」です。いわゆる「B-CAS方式」をやめようという議論をするわけです。 この議論は昨期から始まり,結論が出ないまま,今期に持ち越しになっています。今のところ,放送事業者や権利者,消費者団体系の委員がB-CAS方式の廃止に積極的な一方で,メーカー各社が難色を示している,という構図になっています(Tech-On!関連記事2)。委員会の空気を見る限り既に大勢は決しており,「B-CAS方式廃止は既定路線」のようにすら見えます。 ただ私は,ほんとうにそれでいいのかなぁと感じています。例によってちゃんと考えがまとまっている訳ではありませんが,ブログだ
字幕.in、予告.inでおなじみのSatoru.netの中の人が、オンラインピアノサービスePiano.jpの件でJASRACに問い合わせをしている件について。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 なかなかやり取りも面白いんだけど、やはりピアノ演奏共有サービスというのは、ちょっと特異なものなので即答はいただけなかったご様子。 J:それは、危険ですね。。状況によっては、いったん、公開停止していただく事もできますか・・・? 俺:すみません・・はい、できます。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 状況によっては、というのは、許諾もしていないサービスに管理曲が利用されている場合には、ということなんだろう。JASRACとしては、利用された分のお金を徴収するというお仕事を引き受けているわけだから、「危険
ダウンロードが開始されたGoogleのWebブラウザ「Google Chrome」の公開βは現在のところMacとLinuxには対応していないが、その件についてGoogleのMacチームが公式ブログで事情を説明している。 Google ChromeのオープンソースプロジェクトであるChromiumの最初のβリリースはWindows版のビルトのみが提供されているが、Google MacチームなどがMac版の開発に当たっていると同チームは説明。複数プラットフォームで開発を行うことの困難さについて理解を求めている。 Mac版とLinux版の開発に当たっては、Webブラウザは日常的に使うものなので、単なるWindows版の移植ではなくユーザーインタフェースやOSとの統合性などで「粗雑なところ」がないようにすることを心掛けているとしており、「靴の中に石ころが入ったようにはならないこと」を目指していると
8月の最後の土日、ちょっと変わったオーディオイベント「my-musicstyle」が開催された。普通のオーディオ試聴イベントとは違い、「マニア禁制」をうたうこのイベント、以前からそのスタンスに興味があったので、足を運ぶことにした。 会場となった恵比寿のSPAZIO1は、ちょっとコジャレた新製品の発表会などでメーカーが使いそうな、イベントスペースだ。オーディオイベントと聞いて、各出展者がブースを設けているようなイメージを抱いていたのだが、実際には壁沿いにコンポーネントしたオーディオセットが並び、希望者が順番に視聴できるという、オープンなスタイルの試聴会のような雰囲気である。 来場者にはドリンクが配られ、浴衣の女性スタッフが華を添える。マニア禁制というだけあって、視聴される音楽もオールドロック、メタル、J-POPなど、まずオーディオ専門店のフロアでは流れないジャンルのものばかり。すべて来場者が
Googleのブラウザ「Google Chrome」をちょっと試してみたが、これまで見た中で最も印象的な新ブラウザかもしれない。 本日、新たなプレイヤーがブラウザ戦争に加わった。これはMicrosoftがNetscapeと戦う決意をした日以来、ブラウザ分野における最大の変化だ。Google Chromeβ版立ち上げという意外な動きで、Googleは既に今のブラウザの展望を変えてしまった。さらに同社はWebの未来を変えられるかもしれない態勢にある。 話を進める前に、わたしがGoogleの新ブラウザを数時間しか使っていないことを明記しておきたい。継続して使えば、Chromeに対するわたしの見方を変えるような問題が出てくるかもしれない。 だが今のところ、短時間のテストでは、Chromeはこれまで見た中で最も印象的な新ブラウザかもしれない。β版ならではの問題もまだ幾つかあるが、使ってみたところでは
◇『〈盗作〉の文学史--市場・メディア・著作権』 (新曜社・3990円) ◇冷静さの背後にある鋭敏な批評精神 文字通りの労作。「文芸における盗作事件のデータをここまで揃(そろ)えた書物は過去に例がなく、類書が絶無にちかいことだけは自信をもって断言できる」と著者自身が断わっている。確かに新聞雑誌の小さな記事まで参照されていて感嘆する。 とはいえ難しい研究書ではない。文末に参照記事が明示されていて研究にも役立つようにできているが、とにかく読み出したら止(や)められない。つまりすぐれた読み物、いや、画期的な文芸評論なのだ。 読ませるのは、もちろん語られている内容が面白いから。仮名垣魯文の盗作事件はじめ、明治時代から説き起こすが、それは序章のみ。第一章「メディアの事件としての盗作疑惑」で、一気に一九六〇年代に突入、倉橋由美子の『暗い旅』と庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』が取り上げられている。前者
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
YouTube上の角川グループコンテンツを含むMAD動画への対応について 角川グループはYouTubeを有益なweb2.0型CGMと位置づけ、違法動画の排除を一方的に行うのでなく、角川グループのコンテンツを含むMAD動画には公認バッジと広告を掲載することで、著作権に配慮しながら日本の知財を育てる新しい場所としての可能性を模索する新規事業を推進しています。ここではそのYouTubeでの業務に対して今まで寄せられたご質問やお問い合わせをご紹介します。 Q1. 公認バッジとは何ですか? YouTube上において、角川グループコンテンツとして公開を認可し広告を掲載することを認めた動画であることを表すバッジです。 Q2. 公認バッジを掲載するとどのようなメリット、意味があるのでしょうか? 著作権の問題から本来ならば削除されるはずの動画であっても、公認バッジと広告を掲載することで引き続き公開することが
ちょっと長いけど、角川グループのYoutube関係での著作権担当窓口「角川デジックス」に公開質問状を送っていました。都合3往復半。 特に「止めてくれ」とも言われませんでしたので、ここにメールのやり取りを(個人名以外)公開致します。 以下の文章を読まれるにあたり、著作権に詳しくない人にマメ知識。 既存のCD等の楽曲を使用するには 1、作詞作曲者の許諾 →JASRACの包括許諾もしくはJASRACの個別許諾 2、レコード会社(レコード製作者)の許諾 →日本レコード協会(レコ協)の包括許諾もしくは、レコード会社の個別許諾 3、歌っている人(実演家)の許諾 →CPRAの包括許諾もしくは歌手個人か歌手から権利を買い取ったレコード会社の個別許諾 の3点が必要であることを頭に入れておいてください。 ====1通目(過去ログ掲載済み)====================================
今回Googleが発表したウェブ・ブラウザー、Google Chromeは、ひと言で言えば、「安定度・安全度を高めるために、それぞれのタブを別プロセスで走らせるタブ・ブラウザー」である。 95年にIE3.0を設計した時には、タブのコンセプトも存在せず、セキュリティの問題もそれほど強く意識していなかったので、ウィンドウごとに1スレッドを割り当てたマルチ・スレッドを選択した訳だが、ここまでウェブ・アプリケーションが重要になってくると、マルチ・プロセスに移行するのは当然。特定のページ上でのJavaScriptの挙動がおかしくなったからと言って、ブラウザーすべてが落ちてしまう今までの設計が異常。 一つのウィンドウ下で管理させるそれぞれのタブにプロセスを割り当てる、一般的に一つのウィンドウに一つのプロセスやスレッドを割り当てる通常のGUIアプリケーションとは異なるが、ユーザー・モデルとリソース管理は
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