マクロヴィジョンは6月2日、同社の著作権保護技術「RipGuard」「ACP(Analog Copy Protection)」を、TBSテレビが販売するDVDに提供すると発表した。両技術を採用したDVDの販売は6月を予定している。 同社によれば、日本の放送局が、RipGuardとACPの両技術を採用するのは初めてという。違法ソフトウェアや、家電機器同士を接続したアナログ出力による不正コピーから、DVDコンテンツを保護することで、DVDの売り上げに貢献するとしている。TBSテレビは、年間約480万枚のDVDコンテンツを販売している。 RipGuardは、暗号化技術であるContent Scramble System(CSS)を解除するDeCSSなどの違法ソフトウェアに対応したDVDコピー防止システム。ACP技術とCSSを組み合わせることで、コンテンツに対して複数のセキュリティレイヤを設定し、
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
協会事務局からのお知らせです。過去のお知らせはmenu『2008以前事務局からのお知らせ』をご覧下さい。 The Authors Guild, Inc., et al. v. Google Inc.,事件 [(事件番号:05 CV 8136 (S.D.N.Y.) 以下、「当該事件」と称する。] において先ごろ米国連邦裁判所(合衆国南ニューヨーク地区連邦地方裁判所)から和解について予備的承認が下された旨の通知が、Google Inc.(以下、「Google」と称する。)側から同社のホームページをとおして、注意しないと見つけにくい形ではありますが、公開されました。いわゆるGoogle Book Search著作権集団訴訟和解案(以下、「当該和解」と称する。)であります。そこには「米国外の著者およびパブリッシャーの方への注意: 本和解は、貴殿の権利に影響することがあります。」などといった文言が
夏本番を前に大作や話題作の映画が次々とやってくるが、関係者の頭を悩ませているのが盗撮行為だ。最近は世界に先駆けて日本で公開されるハリウッド作品もあり、日本で盗撮された映像が世界中のネットを駆けめぐるという事態も起きている。業界では全力を挙げて、水際での盗撮阻止に臨むつもりだ。(伊藤徳裕) 8日に東京・六本木で行われるハリウッド大作「トランスフォーマー/リベンジ」(マイケル・ベイ監督)の完成披露試写会。配給会社のパラマウント・ピクチャーズでは、入場者の手荷物検査を実施して、録画可能な携帯電話などを袋に入れて持たせるほか、暗視ゴーグルを着けたガードマンが上映中の会場で目を光らせる。新型インフルエンザの検疫並みの厳重さだが、これは盗撮を水際で阻止するための対策だ。 このような光景は、最近ではそれほど珍しいことではない。ハリウッド映画が本国アメリカと同時公開されるようになってから、より厳重になった
Web Series Tied to ‘Blade Runner’ Is In the Works - Bits Blog - NYTimes.com Creative Commons のブログで知ったが、これはすごいニュースだ。 今なお多くのファンをもつ映画『ブレードランナー』の監督であるリドリー・スコットが、弟のトニー・スコットらと手がけるウェブドラマシリーズ "Purefold" が、何とクリエイティブ・コモンズの表示-継承ライセンスというもっともコピーレフト度の高いライセンスで公開されるとのこと。 その "Purefold" だが、『ブレードランナー』の単純な続編とかではないようで(原作など権利関係もあるしね)、作品の舞台となる世界観を共有しているようだ。いわゆる「インスパイア」ということか。 最初ウェブで公開され、いずれテレビでの放映を考えているようだが、それに最もコピーレフト度
駒沢公園行政書士事務所日記 美術・音楽・写真・デザイン・IT系の利用規約・著作権契約書作成、ライセンス監査業務を行う行政書士大塚大のブログ。 2004年開始。このブログでは主に著作権法・不正競争防止法、営業秘密保護、ライセンス契約にかかわる知財判決を取上げています。https://www.ootsuka-houmu.com なお、ブログの内容は加除訂正されることがあります。判決内容については、判決文をご確認ください。 2009年6月刊行のマーチャンダイジングライツレポート44巻6号(通巻584号)54頁以下に大家重夫先生の御論文「私的録画補償金制度-フランスから日本の漫画家へ2,880万円」が掲載されています。 私的録画補償金制度に基づいてフランスから日本の漫画家さん達(手塚治虫、宮崎駿、谷口ジロー、大友克洋など)に220,000ユーロ(邦貨にして約2,880万円)が送金されたそうです。
イースシリーズでお馴染みの日本ファルコムが、同社が販売、管理する3,000曲をこえる楽曲の二次利用を可能にする「ファルコム音楽フリー宣言」を行った。 詳細はオフィシャルサイトにて確認してもらいたいのだけれど、これを見て思ったのは、こういう動きって特に今の時代だからこそ、当然の流れという気がしないでもない。 フリーにすることが当然だ、というわけじゃなくて、不利益を被らない範囲で、より利益をあげる方法を模索するという方向で著作権管理を見直す、ということ。もちろん、その利益は直接的な金銭的利益というよりは*1、ブランディング等によって得られる間接的な利益であるのだろうが、作品を可能な限り活用して最大の利益を求める、という考えは、特にユーザが主体となって作品を生み出し、その作品に注目が集まる現在においては有効だろう。 このフリー宣言で制限されるのは、ゲームでの利用と、楽曲を利用した直接の金銭的利益
アメリカから原告側弁護士が来日 5月25日から3日間、アメリカでの訴訟における原告側となる全米作家組合、全米出版協会の代理人弁護士らが来日し、日本書籍出版協会、日本文芸家協会、文化庁著作権課などを訪れ、今回の和解案について説明を行いました。新聞各紙が割と詳しく報道していましたが、文芸家協会副理事長三田誠広氏が「世界の作家の権利を守るための和解案を高く評価したい」「絶版の定義は明確になった」と述べて受け入れる考えを明らかにしたことにより、なんとなく問題が収束しつつある雰囲気が出てきました。 ここで原告側代理人が説明したことは、今回の和解案における「市販されている」か否かは、アメリカ国内の流通状況ではなく、書協のデータベースや日本のアマゾンでの取扱状況などにより判断される、ということです。このことは前回のコラムに書いた通りです。 具体的に言えば書協のデータベースにおいて「入手可能」とされ
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