カジュアル衣料品店のユニクロが、自分だけのTシャツをデザインできるサービスで、デザインの著作権をユニクロに無償譲渡すると規定したことに批判が上がり、「著作権はユーザーに帰属」と変更した。本来、作者にある著作権。身近なところにあるのが絵画や写真作品などの応募コンクールだ。中には、作品の複製や貸与、二次利用も主催者が自由にできるよう著作権の譲渡を求めるコンクールも少なくない。(村島有紀)◆コンクール?公募? 作者(制作者)の権利を保護するため、文化庁は作品募集に際し、展覧会などで優秀作品を表彰するための募集(コンテスト、コンクール)と、主催者がキャラクターグッズを作るなど作品利用のための募集(公募)との違いを明確にするよう指導している。しかし、見分けのつきにくい要項が多い。 インターネットでコンテスト情報を掲載している「登竜門」を見ると、5月23日現在募集中の絵画・アートのコンクールは全44件
夏――!!と浮かれていたら、あっという間に梅雨前線の進撃を受けてしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。筆者はとりあえず、前回「踊れる」と嘘を書いてしまった「NO MORE 映画泥棒」の振付を練習中です。 さて「18歳からの著作権入門」第5回、雨にも負けず、まずは前回の続きからです。 前回の続き:著作権ってどんな権利? 「著作権は何に対してノーと言える権利か」。11個のうちの残りふたつ、もっとも刺激的で厄介な「翻案」と「二次的著作物」を片付けてしまいましょう。 (10)翻訳権・翻案権 これは重要な権利です。「私の作品を無断で翻訳するな」はわかりますね。では、「私の作品を無断で翻案するな」とは、どんな意味でしょうか。人の作品を真似して、似た作品を作ることを言います。つまり、「パクるな」と言える権利ですね。模倣を禁止できるところが、善かれ悪しかれ著作権の非常に強いところなのです。 さて、この翻
子孫が保存していた本人の生体細胞を使ってアート作品に生まれ変わったゴッホの耳。?日からドイツの美術館兼研究所「アート・アンド・メディアセンター」で展示される=3日、ドイツ南部カールスルーエ市(AP) 後期印象派を代表するオランダ出身の画家、ビンセント・ファン・ゴッホ(1853~90年)の耳のレプリカが、ドイツ南部カールスルーエ市にある公営の美術館兼研究所「アート・アンド・メディアセンター」で30日から美術作品として展示されることが3日、分かった。精神を病み、自分の左耳をカミソリで切り落とす猟奇事件を起こしたことで知られるゴッホだが、彼の一族の末裔(まつえい)が保存していた当人の生きた細胞の一部を培養するなどして耳の再生に成功した。芸術と生体科学が融合した世界初の奇妙なアートプロジェクトとして注目されそうだ。(SANKEI EXPRESS)生きた細胞を培養 AP通信や米の美術系ニュースサイト
県立御調高校(尾道市御調町)の生徒がつくったご当地ヒーロー「ミツギレンジャー」で、イラストを描いた3年の古本遥奈さん(17)と学校が著作物の利用許諾契約を結んだ。地域で愛されており、卒業後も使えるようにするため。古本さんは「貴重な経験ができてうれしい。御調の活性化にいかしてほしい」と話している。 3日に、倉田雄司校長や古本さんらが県教委の下崎邦明教育長を訪れて報告した。契約は5月12日付。ミツギレンジャーは昨年度の2年生53人が総合的な学習の時間につくったキャラクター。古本さんは、ミツギレンジャーが地元に伝わる「みあがりおどり」を踊ったり、温泉に入ったりする姿などをイラストにした。シラバスや学校案内、地域で配っている塗り絵などに使われている。 契約では古本さんが描いたミツギレンジャーなど17点について学校や地域の活性化のために無料で使えるようにした。倉田校長は「契約によって古本さんに著作権
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