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ブックマーク / drevolution.hatenadiary.org (40)

  • 「深さ」と「スピード」 - Distribution Revolution

    「アテンション・エコノミー」という言葉もあるように、流通する情報の量が飛躍的に増すにつれて人々の関心が希少な「資源」になってきているということをこの数年よく耳にします。そんなに目新しい話ではないのですが、最近読んだThe Globe and Mailの記事はこの件をよく整理して書いていたので参考になりました。 The Globe and Mail "Information-rich and attention-poor" 記事の趣旨は以下のようなものです。 ======================== この半世紀足らずの間に、コンピュータによるデータ処理の能力が1000万倍にもなり、情報過多の時代を迎えた。その代わりに、人々の時間や関心が新たな希少物になった。人々は一般に希少なものをできるだけ保存しようとするので、新たなテクノロジーはインターフェースの簡素化や情報伝達の遅れをできるだけ

    「深さ」と「スピード」 - Distribution Revolution
    himagine_no9
    himagine_no9 2009/09/30
    おそらく、俺みたいな旧世代の人間には言わずもがなの部分なのだろう。気になるのは、物心ついた時点でこのスピードに慣れてしまっている人たち。思索に使える時間が彼らには‥‥いや、短い時間でやれるかもよ。
  • アナログとデジタルの狭間で - Distribution Revolution

    昨日のエントリで取り上げたBusiness Weekの話は、デジタル時代にメディア企業が抱える課題の大きさを示しています。繰り返しになりますが、「ネットを上手に取り入れないメディアは競争に取り残されるけれど、ネットを上手く活用したからと言って必ずしも成功が保証されるわけではない」からです。この点を考える度に思い出すのが、NBC UniversalのCEO Jeff Zuckerの言葉です。 "We can’t trade analog dollars for digital pennies." (アナログのビジネスで稼げるドルを、デジタルのビジネスから得られるペニーと 交換する訳にはいかない。) 地上波やケーブルTVなどの伝統的なビジネスからは1ドル稼げるのに、同じことをネット上でしても1ペニー(ドルの1/100)にしかならない。であれば、なぜわざわざ既存ビジネスに悪影響を与えてまでデジタ

    アナログとデジタルの狭間で - Distribution Revolution
  • Playing for Change - Distribution Revolution

    昨日紹介した「Stand By Me」の音楽クリップは、Playing for Changeという団体が制作したものです。他にも、「One Love」などの素晴らしいクリップが公開されています(Youtube上の公式チャンネルはこちら)。 地球上のさまざまな場所にいるミュージシャンたちがあたかもひとつのセッションに同時に参加しているように見える作りがすごく印象的で、それぞれが自分自身の解釈を施しながらひとつの曲を歌い上げていく様が当に楽しそうなのですが、Playing for Changeは世界中を音楽で結んで社会を変えていこうという運動です。 ウェブサイトから、紹介文を引用します。 Playing for Changeは、音楽を通じて人々をインスパイアし、結びつけ、世界を平和にすることを目指すマルチメディアの活動です。このプロジェクトのアイデアは、音楽にはさまざまな境界を打ち破り人々の

    Playing for Change - Distribution Revolution
  • Stand By Me - Distribution Revolution

    「Stand By Me」は、僕が子どものころ初めて好きになった洋楽の曲のひとつです。オールディーズ扱いされることもありますが、僕はこの曲はソウル・ミュージックの名曲だと思っています。だから、同名の映画にも使われているBen.E.Kingの有名なバージョンだけでなく、Otis Reddingも歌っているし、ソウルに憧れていたJohn Lennonや忌野清志郎もカバーしているのです。 これまでいろんな人が歌うこの曲を聴いてきましたが、これほど優しくてソウルフルな「Stand By Me」は初めてかもしれません。音楽が持つ素晴らしい力に感謝。

    Stand By Me - Distribution Revolution
  • Huluとサブスクリプション - Distribution Revolution

    Huluが有料のサブスクリプション制を導入するかもしれないという話題を最近よく目にするようになりました(例えばMedia Postの記事など)。具体的な計画が明らかになっているわけではありませんが、全く根拠のない話でもありません。Huluの親会社のひとつであるNBC UniversalのCEO Jeff Zuckerは、先月末に出席したD7 Conferenceの場で、Hulu自身が広告代理店の機能を果たしてオンライン広告を強化することやサブスクリプション制を導入することなどが、収益を増やすために今後取り得る施策として考えられるといった趣旨の発言をしています(New Tee Veeの記事などを参照)。ここからHuluとサブスクリプションの関係がにわかにクローズアップされることになったようです。 広告付きの無料動画ストリーミングで急速にユーザーを増やしてきたHuluがもし実際にサブスクリプシ

    Huluとサブスクリプション - Distribution Revolution
  • バラエティ・ジャパンが休刊 - Distribution Revolution

    溜まったメールを読んでいたら、バラエティ・ジャパンが休刊するという知らせが届いていました。サイトにもその告知が出ています。 大変急なご報告になりますが、当バラエティ・ジャパンは5月31日で更新を中止し、6月30日をもちまして閉鎖することとなりました。ユーザーの皆様にはお詫びを申し上げるとともに、ご愛読いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 バラエティ・ジャパンに出ているニュースはよく参考にさせてもらっていただけに、とても残念です。 僕がこのブログを始めたそもそものきっかけの一つには、VarietyやThe Hollywood Reporterなどを始めとするアメリカのエンターテインメント業界専門紙の存在があります。LAに滞在していた頃、アメリカではメディア・エンターテインメントがひとつの主要産業としてきちんと扱われていて、そこで起きている出来事をカバーする専門紙が業界情報を内外に発信

    バラエティ・ジャパンが休刊 - Distribution Revolution
  • TEDについて - Distribution Revolution

    でどれほど有名なのか詳しく知りませんが、ネット上の動画配信と公共性のことを考える際にいつも思い浮かぶサイトのひとつにTED(Technology Entertainment Design)があります。ここは元々、科学者から芸術家、起業家、政治家まで、超一流の思想家やアクティビストたちを招いて年に1回講演会を行うという団体だったのですが、数年前からその講演の模様を無料でネット配信するようになりました。そして、アップされているそれぞれの講演の内容がものすごく面白いのです(TEDについて詳しくは、日語のウィキペディアにある説明をご参照ください)。 これまでの講演者を一部挙げると(名前をクリックすると動画が視聴できます)、アル・ゴア、セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ、ビル・クリントン、U2のボノ、ビル・ゲイツ、スティーブン・ホーキングなど、そうそうたる顔ぶれが揃っています。また、個人的にはJ

    TEDについて - Distribution Revolution
  • ネット配信と「国際化のパラドックス」 - Distribution Revolution

    New York Timesの記事にちょっと気になることが書かれていました。"In Developing Countries, Web Grows Without Profit"という4/26付けの記事です。 「FacebookやYoutubeなどはさまざまな国のユーザーに使われることによって世界的なブランドになった。でも少数の先進国を除いては、帯域が限られていて配信コストがかさんだり広告から得られる収入が極めて少なかったりするため、グローバルな人気を得ることはただでさえ厳しい彼らの収益を圧迫する結果にもつながっている」というのが記事の趣旨です。NYTはこの現象を"国際化のパラドックス(International Paradox)"と名付け、これが「(無料のネットサービスで)世界をひとつの"オンライン・ビレッジ"(online village)にまとめあげる」というネット起業家たちの熱狂的

    ネット配信と「国際化のパラドックス」 - Distribution Revolution
  • 追悼 忌野清志郎 - Distribution Revolution

    今晩はずっと、亡くなった忌野清志郎さんのことを考えていました。曲を聴いたり、昨日の告別式についての記事を読んだり、テレビの追悼番組を見たり、ネットでいろんな情報を検索したりしながら。 清志郎の死は各方面で反響を呼んでいるようですが、僕も彼の歌や生き方に憧れてきた1人として、大きなショックを受けました。僕にとって清志郎は、最高のソウル・ミュージシャンの1人でした。Otis ReddingやSam Cooke, Marvin Gayeなどの系譜を受け継ぎ、日語で一流のソウル・ミュージックが歌える稀有なシンガーだったのです。あの歌声をもう生で聴くことができないのかと思うと、悲しくてたまりません。 ということで、今日はブログのネタ探しとは全く関係なくネットやテレビ、新聞などを行ったり来たりしていたのですが、その中で強く感じたことがあるのでエントリーにまとめることにしました。それは、「清志郎の死で

    追悼 忌野清志郎 - Distribution Revolution
  • Disney-Hulu連合のインパクト - Distribution Revolution

    DisneyがHuluに参加することになったというニュース(昨日のエントリーを参照)はアメリカのメディア業界でも大きな話題になっていて、この件についての意見や分析がいろいろな記事やブログに載っています。それらを参考に、DisneyとHuluが手を結んだことがアメリカの動画ネット配信ビジネスにどのような影響を及ぼし得ると捉えられているのかを紹介します。 ○Youtubeへの大きな打撃となる。 これは各所で書かれていることですが、まさにその通りです。Youtubeは広告収入を増やすために最近テレビ番組などプロが制作したコンテンツを重視する姿勢を鮮明にしてきました。でも、今回の提携によりYoutubeがABCの人気コンテンツを手にできる可能性は閉ざされてしまいました。プロの手によるコンテンツを配信するプラットフォームとして、HuluとYoutubeの間にはさらに大きな差がついたことになります。

    Disney-Hulu連合のインパクト - Distribution Revolution
  • DisneyがHuluに参加 - Distribution Revolution

    ひと月ほど前に、「DisneyがHuluに出資してコンテンツを提供する交渉が進んでいる」という話を書きましたが(こちら)、その交渉がまとまったようです。Disneyが、傘下のABC Enterprisesを通じてHuluに参加することになりました。HuluのCEO Jason Kilarによる喜びのコメントとプレス・リリースの全文はこちら、またCNET Japanに載った日語の記事はこちらから読むことができます。 今回の合意を受けてDisney陣営から提供されるのは、傘下であるABCのヒットドラマ(新作・旧作ともに含む)や家族層を主なターゲットにしたケーブル局ABC Familyの番組など。また作品名は明らかにされていませんが、過去のディズニー映画も対象になっているようです*1。 扱いが注目されていたスポーツ専門局ESPNのコンテンツが対象に含まれていなかったのは少し残念ですが、とはいえ

    DisneyがHuluに参加 - Distribution Revolution
  • 「U2 3D」に見る3D映画の可能性 - Distribution Revolution

    遅まきながら、日でもこの週末からようやく映画「U2 3D」の上映が始まりました。この映画は、その名の通りロックバンドU2のライヴを3Dで映画化したものです。私見ですが、作りの丁寧さや3D映像の効果的な使い方といった点で、今の3D映画の最高峰をゆく作品だと思っています。 僕がこの映画を初めて見たのは、ちょうど1年ほど前、アメリカにいた時のことです。Real Dという、映画館で3D映画を流すための立体映像技術を開発する会社の人の話を聞く機会があり、そこで「U2 3D」を含む幾かの3D映画の試写をしてもらったのです。そして、「ベオウルフ」や「センター・オブ・ジ・アース」*1、3D化された「ポーラー・エキスプレス」などの大作が並ぶ中でひと際強い印象を受けたのが「U2 3D」でした。それまでは、3D映画というのはアニメやアクション映画のためのものだろうと思っていたので自分でも全く予想外だったので

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  • Huluに小さな向かい風? - Distribution Revolution

    昨年3月にサービスを開始して以降、Huluはウナギ登りに利用者数を増やし、配信パートナーやコンテンツ提供パートナー、広告主を次々に獲得し、そしてまだ実現はしていませんが国際展開に向けた準備を進めるなど、極めて順調にビジネスを展開してきました。でも、そんなHuluの強気の拡大路線にいくらか水を差すことになるかもしれないような動きが現れ始めました。 最近、HuluのコンテンツがTV.comとBoxeeで利用できなくなったという話題が相次いで報じられました(Paid Contentの記事1、2)。TV.comというのはCBS傘下のサイトです*1。もともとはテレビ番組のエピソードや出演者、放送日などについての情報を提供するウェブ上のテレビガイド的なサイトでしたが、2か月ほど前からは動画の配信も始めています。当初はHuluのコンテンツもTV.comで視聴できたのですが、その提携が打ち切られました。

    Huluに小さな向かい風? - Distribution Revolution
  • オンラインビデオの「目利きサイト」誕生 - Distribution Revolution

    USA Todayの記事に、オンラインビデオの世界で面白い作品を見つけ出して紹介するガイド役を目指すサイトが新たに立ち上げられたというニュースが出ていました。eGuidersという会社がそれです(ウェブサイトはこちら)。 「We search, You watch」というシンプルなキャッチフレーズが、この会社の目標とするところをわかりやすく示しています。特徴的なのは、アクセス回数や視聴者からのレーティングといったアルゴリズムや"群衆の叡智"的な要素によって作品を格付けするのではなく、ハリウッドのプロデューサーや脚家などを目利きとして登用し、彼らがお薦めする厳選された作品を紹介するという仕組みを採用したことです。「群衆」ではなくて「プロ」、「自動(コンピュータ任せ)」ではなくて「人力」という点で、たとえばYoutubeなどにあるランキングとの差別化を図っています。また、テレビ番組などではな

    オンラインビデオの「目利きサイト」誕生 - Distribution Revolution
  • 報道系コンテンツとグローバルなネット配信 - Distribution Revolution

    前回のエントリーでは、CBSの看板報道番組「60 Minutes」がウェブ上で日からも見られることを紹介しましたが、テレビ局が放送する番組でも、こうした報道系のコンテンツは地理的なアクセス制限をかけずにネット配信されることがしばしばあります。 例えば、同じくアメリカのABCのニュース・サイトには動画視聴に特化したページがあり、そこではストレート・ニュースに加えて「Nightline」のような報道番組を視聴することもできるようになっています。「Nightline」の場合は、番組まるごとではないようですが、アカデミー賞を前にしたケイト・ウィンスレットのインタビューなども載っています。 また、2/6付け毎日新聞の記事に取り上げられていたように、BBCで放送された感染症関連の特集番組「Survival」は、各エピソードを10〜15分程度に編集したダイジェスト版を英・仏・独・日の4ヶ国語で制作して

    報道系コンテンツとグローバルなネット配信 - Distribution Revolution
  • 日本でもネット配信本格化の兆し - Distribution Revolution

    この1週間ほど、日テレビ局によるネット配信の話題を多く耳にしました。まず気になったのが、TBSがプライムタイムに放送したドラマやバラエティ番組を無料でネット配信するという話(TBSによるプレス・リリースはこちら)。とりあえずは今月初めから3月末までの「お試し」という位置づけのようですが、現在放送中のドラマ「ラブシャッフル」とウンナンの「ザ・イロモネア」がCMつきで無料配信されています。 「見逃しサービス」に関しては、これまで国内で課金モデルでのサービス事例はありましたが、この度の「TBSオンデマンド無料見逃しサービス」では、放送中のゴールデン・プライムのドラマ・バラエティを「広告付き無料」で見逃し配信するという点が大きな特徴です。トライアルが民放キー局としては初の試みとなります。(TBSのプレス・リリースより) とあるように、これは日テレビ局が自社の持つトップ・コンテンツを無料で

    日本でもネット配信本格化の兆し - Distribution Revolution
    himagine_no9
    himagine_no9 2009/02/11
    テレビ番組の無許諾アップロードから、うまく視聴者のニーズを奪い返してくれることを祈る。もちろん、そのためには配信コンテンツを充実させないとならないけど。
  • 「ハドソン川の奇跡」機長インタビューをネット配信で - Distribution Revolution

    離陸直後に両側のエンジンが推進力を失いながら見事な操縦で飛行機をハドソン河に着水させて乗客・乗員を救ったパイロットのチェスリー・サレンバーガー氏はその後ほとんど公の場に姿を見せて来ませんでしたが、CBSの番組「60 Minutes」のインタビューに応じた映像がこの週末に放送されました。実はこの番組、CBS Newsのサイトに行くと日からでもネット配信で見ることができます。 ご存知の方も多いかと思いますが、「60 Minutes」はアメリカを代表する報道番組です。1968年に放送が始まり、ダン・ラザーやウォルター・クロンカイトをはじめとする著名ジャーナリストがキャスターを務めたことでも知られています。ニュースというよりも、時事問題から選ばれたテーマをインタビューなどを通じて深く追求するという、日ではあまり見られない「調査報道」を中心とする番組で、堅い内容を扱いながら視聴率トップ10の常連

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  • Kangarooに退場宣告 - Distribution Revolution

    BBC(の営利子会社BBC Worldwide)、ITV、Channel4というイギリスの地上波テレビの強者連合が共同で設立準備を進めていた番組ネット配信のジョイントベンチャーProject Kangarooに、独禁法に触れる疑いがあるとして当局が調査に乗り出したという話は何度かこのブログでも紹介しましたが(例えばこちらやこちら)、競争委員会が最終的に結論を下しました。 「Kangarooの設立を許可しない」という、極めて厳しい結論です。 競争委員会が出したプレス・リリース(PDF)から一部を抜粋します。 詳細で入念な検討を加えた結果、我々はこのジョイントベンチャーは成長しつつある(VODの)マーケットにとってあまりにも大きな脅威であり、やめさせなければならないという結論に達した。 この3社が手を組むとイギリス産のテレビ番組など動画コンテンツの大半を握ることになるので、あまりにも市場の支配

    Kangarooに退場宣告 - Distribution Revolution
  • 米Yahooへのサプライズ提案 - Distribution Revolution

    アメリカYahooは、昨年来マイクロソフトへの身売りやGoogleとの提携話がうまく進まず、ついには2007年にCEOに復帰した創業者のJerry Yangが再退任するなど混迷を続けています(順調な業績を上げているYahoo Japanとは対照的です)。そんな米Yahooにひとつの提案をするエントリーがGigaomに載りました。その提案とは、「YahooはHuluを買収してはどうか」というものです。"Why Yahoo Should Buy Hulu"と題された記事がそれです。 見出しだけを見た時には「え?」という感じでしたが、中身を読んでみると、面白半分で書かれた記事ではありませんでした。実現の可能性は低いだろうということを十分に承知した上で、それでも両者の統合にはメリットがあると論じるものです。「実際にそんな動きがある」という話ではありませんが(多分)、こんな見方もあるのかと興味深か

    米Yahooへのサプライズ提案 - Distribution Revolution
  • 日本のドラマの多言語配信実験 - Distribution Revolution

    日経新聞に、日音楽事業者協会が経産省の委託を受けてYoutube上で日のドラマの多言語配信実験を始めるという記事が出ていました(こちら)。音事協に加盟する芸能プロダクションの協力を得て、今日から3月末までの期間、「プロダクション23社に所属するタレントや歌手42組が出演するインターネット向けドラマ『恋のパラドラ』を制作。英・中・韓・スペイン・ポルトガル語の字幕を付けて配信する。」とのことでした。 音事協のウェブサイトにあるプレスリリースはこちらです。ドラマの詳細はこちら。全8で、1話完結のラブストーリーでありながら登場人物や場所、アイテムなどが前後の回でリンクをしていくという作りになっているそうです。23社からのタレントと42組の歌手が参加するドラマという数字だけを聞くとどんな大作かと思うのですが、メインキャストも主題歌も回ごとに入れ替わって行くからそんなに人数が増えるんですね。 そ

    日本のドラマの多言語配信実験 - Distribution Revolution