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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (4)

  • なぜ「かんぽの宿」売却が随意契約に転じていったのか

    2月6日(金)に衆議院予算委員会で行った「かんぽの宿一括売却問題」をめぐる質問の反響が少なからずあり、いくつかの番組でインタビューに答えた。この問題について新聞論説子などは「入札は公正に行なわれていた」ということを前提としていたが、「一般競争入札ではありません」(衆議院予算委員会・日郵政西川社長)との証言で根からの修正を迫られることになった。国などの契約で「競争入札」と呼べば、「一般競争入札」のことを指す。「一般競争入札」でなければどんな取引だったのか。 会計検査院は国の予算執行については、会計法などで適正かどうかを見ていく。会計検査院の検査対象である日郵政は、同社が総務省に届け出た「規定」にのっとって契約手続きが行われたのかどうかをチェックする。そこで、私は日郵政から「規定」を提出してもらった。日郵政が総務相に届け出ている内部規定の「契約」の欄には、「一般競争入札」「指名競争入

  • かんぽの宿、「競争入札」とは名ばかりの経緯が判明

    今日は衆議院第2議員会館で日郵政担当者を呼んで「第1回社民党・かんぽの宿・郵政民営化調査PT」を開催した。前日に下打合せをしていたこともあって、私たちの疑問に対して日郵政は文書で回答を寄せてくれている。福島みずほ党首・重野安正幹事長他、計7人の議員が参加した。報道陣も大きな関心を示して、この問題の基的構図を理解するために、1時間余に及ぶヒアリングは、十分な成果があった。 とくに重要な点は、「今回の『入札』の形態について」だ。新聞各紙の社説をはじめとしたマスコミ論調の多くが「ちゃんとした公開された競争入札を行っているのだから、高値をつけたオリックスが受注するのにどこに問題があるのか」という言い方をしている。私は、「いろは」の「い」から突き詰めていかなければ気がすまないので、日郵政と「入札の形態」について随分と時間をかけて話をした。そして、昨日になってようやく「今回の入札は一般競争入札

    かんぽの宿、「競争入札」とは名ばかりの経緯が判明
  • 「かんぽの宿」の叩き売りを見逃せない

    今日は鳩山総務大臣が問題にしている「かんぽの宿のオリックスへの一括譲渡」について、総務省に連絡をして経緯と事情を聞くことにした。午前中に電話をかけて、午後に議員会館に来ていただいたが、総務省情報流通行政局郵政行政部企画課、内閣官房郵政民営化推進室、日郵政株式会社、株式会社かんぽ生命など約10人が説明に現れた。総務省には「これまで、かんぽの宿の土地・建物の取得・建設費はいくらかかったのか」と聞くと、「それは日郵政に聞いて下さい」と言う。そこで、日郵政に聞くと「現在、計算中です」という答えが返ってくる。大臣からも要求があって計算しているところだというが、公開競争入札にかけた時にこうした基礎的データをまとめていなかったとは到底思えない。だが、「待って下さい」と言われれば、なかなか話は進まない。 話題を変えてみた。日郵政の事業部門宿泊事業部の担当者に「かんぽの宿が最初に出来たのはいつですか

  • 大分キヤノン「 解雇対象の経験者」は書類選考ではねられた

    先週の予算委委員会でのやりとりを見て、大分県在住でかつて請負社員で大分キヤノンで働いていた人から内部の実態を語っているメールが届いていた。個人名と請負会社の名前を伏して、全員解雇の予定日も迫っていることから、ぜひ多くの人に読んでいただいて、日を代表する企業で起きている「雇用の確保」とは裏腹の事態について考えてもらいたい。 [メール紹介] 保坂先生 私は、大分県在住のAと申します。先生の、大分キヤノンの派遣切りのブログを拝見させて頂きました。私は、株式会社●●という請負会社の社員として、大分キヤノンの迫事業所で働いておりました。私は、9月中旬頃、●●から解雇通告を受け、10月末で退職しました。 ●●側から、正社員試験を受けろと言われ、11月に正社員試験を受けましたが、面接までたどり着くどころか、初めの書類選考の段階で落とされました。そしてすぐに、期間社員の試験を受けましたが、これもダメでし

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