『九州の鉄道おもしろ史』(弓削信夫著)に紹介されている情報をもとに、福岡県の鉄道に関する史跡をめぐっています。今回は、福岡県筑紫野市山家(やまえ)と飯塚市内野(うちの)をむすぶトンネルである、冷水(ひやみず)トンネルに関する記事を読むことができました。 冷水トンネルは全長が3286mもあり、蒸気機関車がはしっていた時代には、機関車から排出される煤煙がトンネル内にこもってしまうという問題がありました。 この問題を解決するために考えだされたのが、直径3mの扇風機をトンネル入口に設置するというアイデアです。 場所:福岡県筑紫野市山家 座標値:33.503797,130.596475 1974年(昭和49年)ごろまで使用されていた冷水トンネルの扇風機 実際に、巨大な扇風機が設置されていたのは、筑紫野市 山家側のトンネル入口のみです。どうして、反対側の飯塚市 内野側には設置されていなかったかというと