「イカロス」、太陽光圧による史上最大の推力を実現 【2010年7月9日 JAXA】 小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス(IKAROS)」は、ソーラーセイルに受けた太陽光圧によって、想定どおりの1.12mN(ミリニュートン)の推力を得て加速したことが確認された。これにより「イカロス」は、惑星間航行において、光子による史上最大の加速度を発揮した実証機となった。 セイル二次展開運用時のドップラー計測値。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同様) 「イカロス」の軌道決定結果に基づくセイルパラメータの推定。クリックで拡大 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「イカロス」がセイルを展開した後の6月9日以降、太陽の光子の圧力(太陽光圧)によって加速したことを確認した。光圧による推力は想定どおりの1.12mN(※ミリニュートン)で、実証機として史上最大の加速度の達成となった。 1枚目のグラフは、「イカ
東京工業大学の吉瀬謙二講師らが、「中身が見える計算機システムを構築する」ことを目指す「MieruPC」というプロジェクトを進めているそうだ(ITmediaの記事)。計算機のハードウェアおよびソフトウェアについて、学生が理解できるようなシステムを作るのが目的で、CPUはFPGAにより独自のものを制作、ハードウェアは必要最小限かつ低価格のもので構成され、テキストエディタやテトリスに相当するゲームが動作するとのこと。Linux From Scratch のハードウェア版のようなものだろうか。 CPUは32ビット対応で動作クロックは45MHz、メモリおよびVRAMはそれぞれ512KB、液晶ディスプレイはPSPのものと同じものを使用。OSやソフトウェアについてもすべて独自のものを作ったという。教育用PCというと、かつてのワンボードマイコンを思い出すが、性能的には向上しているのにサイズは小さくなってい
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