内閣官房長官の定例記者会見が2011年2月10日、初めて「記者クラブ」以外のメディアにも開放された。枝野幸男長官は「各閣僚が会見のオープン化に努力していくよう、私からも伝えたい」と述べ、オープン化されていない省庁の大臣に働きかけていく姿勢を見せた。 新聞・テレビなど既存のマスコミで構成される「記者クラブ」は各省庁ごとにあり、閣僚の記者会見を主催している。2009年の政権交代以降、外務省を始めとする多くの省庁では、記者クラブに所属していない記者にも会見への参加を認める「オープン化」が進んだが、内閣官房長官の記者会見は閉ざされたままだった。今回、枝野官房長官の提案で、定例記者会見が初めて開放され、ニコニコ動画もネット中継を実施した。 官房長官の定例記者会見は、平日の午前と午後に1度ずつ開かれているが、そのうち週1回が記者クラブ以外にも開放された。原則として毎週金曜午後の会見が開放されるが、11
![枝野官房長官「各閣僚が会見のオープン化に努力するよう伝えたい」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aaa5b9141cd3af0006c2b44244da67059d8b1f88/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.cdn.nimg.jp%2Farticles%2Fimages%2F31322%2F15584l.jpg)