新宿3丁目、大小の飲食店が立ち並ぶ一角。年季の入ったビルの、少々幅の狭い階段を上がった先に突然現れるのが、巨大な業務用冷蔵庫の扉。この無骨な扉の向こう側にあるのが、3月18日にオープンした「ホルモン鍋 盛岡五郎」だ。 店内は昭和の居酒屋をほうふつとさせるスタイル。座席数は26席あり、テーブル席は臨席との間に程よい間隔が設けられ、ゆったりした印象がある。店内のあちこちにはレトロなブリキ看板やポスターを模したモノトーンの壁絵が飾られ、古きよき時代のざっくばらんな雰囲気を演出する。 入口 テーブル席 カウンター メニュー表 運営母体となるのは(株)五郎。「日本再生酒場」「新宿ホルモン」などの経営で知られる「い志井グループ」のフランチャイジーとして、素材、ノウハウなどの提供を受ける。い志井グループと言えば厳選された新鮮な内臓肉を使用したメニューが売り物だが、盛岡五郎もその例