阪神なんば線のトンネル内を歩く参加者=24日午前、大阪市西区、矢木隆晴撮影阪神なんば線の「ドーム前駅」から、トンネル内を歩く参加者=24日午前、大阪市西区、矢木隆晴撮影 来年3月20日開業の阪神なんば線(尼崎―近鉄難波、約10キロ)の建設現場で、親子連れら約400人が線路上を歩く「新線ウオーク」が24日、開かれた。新線工事は約9割が終わり、年明けから試運転が始まる。 同線は現在の西大阪線を西九条から近鉄難波まで約3.8キロ延伸し開業する。一般応募約6千人から抽選で選ばれた参加者は、京セラドーム大阪前の新駅「ドーム前」(大阪市西区)から尼崎方面へ出発。トンネルや安治川にかかる高架橋など約1.6キロ区間を歩いた。大阪府東大阪市の飯田毅(たけし)君(9)は「ホームや壁がきれいで気持ちよかった。開通したら一番に乗りたい」と話していた。