一般的な情報源では得られにくい視点を、経済評論家の勝間和代が独自の切り口や事例による考察で先読みします。 今週は、大沢在昌氏・宮部みゆき氏の二人のベストセラー作家の講演会に行ってきた中で、おもしろかった内容をまとめたいと思います。 講演は、ホテルオークラのイベントで、私の修業時代という名前で、600人ほどを集めて開催されていました。私は初めて行きましたが、検索したところ、こういう作家のイベントは、それなりの頻度で開催されているようです。 すなわち、作家を歌手だと考えると、 CD=書籍作品 コンサート=サイン会や講演会 という構図のようです。 こういう、書き物のプロのメンタリティやライフスタイルに興味があったのですが、なぜ、この人たちが成功できたのか、要約すると以下の点になります。 1. 書くことは呼吸すると同じくらいの肉体労働として位置づけ、とにかく量産すること 2. 売れるか、売れないか