NECが独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏、以下、海洋研究開発機構)に納入し、本年3月1日に稼動を開始した新型「地球シミュレータシステム」が、LINPACK(リンパック)ベンチマーク(注1)による性能測定において、122.4TFLOPS(テラフロップス、注2)の性能と実行効率(注3)93.38%を達成しました。 この結果は、性能においてTOP500(2008年11月発表)の順位で日本1位、世界16位の性能となるとともに、実行効率では世界1位の数値となるものです。 新型「地球シミュレータシステム」は、NEC製ベクトルスーパーコンピュータ「SX-9/E」160ノードから構成され、最大理論性能131TFLOPSを誇る大規模システムです。本ベクトルスーパーコンピュータのCPUは、稼動システムとして世界最高速となる1CPU性能(102.4GFLOPS)を有し、大規模共有メモリ、CPU-メ