KDDIは6月25日、日本企業向けに国際ネットワークのアウトソーシング・サービスを提供する合弁会社を、英BTグループと設立することを明らかにした。欧州やアジアなど海外に進出する日本企業のネットワーク構築から運用までを、すべて請け負う。新会社は8月1日に設立予定。 KDDIはこれまで、グローバルの回線提供サービスは提供していたものの、アウトソーシング・サービスは提供していなかった。KDDIの小野寺正社長兼会長は、「国際ネットワークをすべてアウトソーシングしている日本企業はほとんどない。しかし、国ごとに複数の通信事業者と契約したり、個別にネットワークを構築・運用したりする現状に、不満を持つ企業は多い。そのような企業のニーズに応える」と、設立の理由を説明する(写真右)。 元々英BTグループは、世界160カ国でアウトソーシング・サービスを提供してきた実績がある。しかし「日本企業が求める要求は、米国
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