ソニーとNECは11月17日、光ディスクドライブ事業の統合で合意した(11月17日の記事参照)。次世代DVDをめぐって対立する2陣営のメンバーが協力することになる。 2006年4月から、両社はソニー主導の下で光学ストレージコンポーネント事業を統合する。ソニーは合弁会社の株式の55%を持ち、社長を任命する。ソニーはドライブメーカーへの光ピックアップの供給を続け、NECは各種コントローラやチップを担当する。 NECは東芝と共同で開発・推進するHD DVDフォーマットを支持しているが、ソニーはほぼ確実にNECの開発をBlu-rayフォーマットにシフトさせるだろうとアナリストは語る。しかしあるアナリストは、もしも正式統合までに製品が出荷されたら、この会社は結局両方のフォーマットに対応したドライブを売ることになるかもしれないと話している。 両社の合弁会社は世界市場で約20%のシェアを持つことになると
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