秋葉原17人殺傷事件で初公判に出廷した加藤智大被告(中央)=10年1月28日午前、東京地裁(イラスト・今泉有美子) (9)へ戻る (14:50〜15:20) 《裁判官による加藤智大(ともひろ)被告(27)への質問が続く。裁判官席中央の村山浩昭裁判長、向かって右側の女性裁判官、左側の男性裁判官の3人の裁判官が交代で加藤被告に事件の動機や現在の心境などについて聞いていく》 裁判官「気を使うことがないというのは、相手を傷つけたり、不快にさせたりということを、気にしないでいられるということですか」 被告「傷つけたいというのではなく、分かる人だけに分かってほしいという感じです」 《質問は関東自動車工業で勤務していた当時に起きた作業着「つなぎ」をめぐるトラブルへと移る》 裁判官「つなぎの事件のことですが、当時は悪意で誰かが隠したと思ったのですか」 被告「はい。今は何かの間違いだと思っています」 裁判官
千葉市花見川区の団地で昨年7月、洋服店の女性店員=当時(61)=を殺害し、元交際相手である女性の次女(23)を連れ去ったとして、殺人や逮捕監禁などの罪に問われた住所不定、無職、仲田敬行被告(29)の第2回公判が27日、千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)であった。 検察側の証人として次女が出廷。検察側の尋問で「『お母さんを殺してやったぞ』と被告に言われて、今までにない恐怖を味わった」、「階段の踊り場で、母が血がすごくて、あおむけに倒れていた」などと証言。「(仲田被告が)生きていることに対して毎日怖いので、この世から消えてほしい」と処罰感情を口にした。 一方、弁護側の尋問に対し、「昨年1月中旬ごろに出会い系サイトで知り合って、1カ月後にはじめて実際に会ったあと、同棲(どうせい)をはじめた。最初は優しくて話が合うと思った」と振り返った。弁護側の証人尋問は28日にも行われる予定。 起訴状などによると、仲田
千葉市花見川区の花見川団地で09年7月、洋服店員の女性(当時61歳)が殺害され、次女(23)が車で連れ回された事件で、殺人や逮捕監禁罪などに問われた住所不定で無職、仲田敬行被告(29)は26日、千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)の裁判員裁判初公判で「殺そうと思って故意に切り付けたものではない。次女も強いて(車の)助手席に乗せたものではない」などと起訴内容を否認した。裁判員裁判で最長の10日間の日程もあいまって、裁判員の負担が大きい公判となりそうだ。判決は8月6日。 仲田被告は起訴内容の認否で「牛刀の奪い合いになり、もみ合った時に(次女の)お母さんの首が切れた」などと述べた。一方、検察側は冒頭陳述で「被告は明確な殺意を持っていた。首を狙い、複数回強い力で切り付けている行為からも明らかだ」と指摘した。 起訴状によると、仲田被告は09年7月18日、知人だった次女が住んでいた同団地の2階踊り場近くで、次女
名古屋市で昨年5月、覚せい剤売買にかかわっていたイラン人男性が殺害された事件で、強盗殺人罪に問われた江上竜一被告(22)の裁判員裁判が23日、名古屋地裁(佐々木一夫裁判長)であり、強盗致死罪に問われた三枝圭吾被告(31)が検察側証人として出廷したが、証言を拒否した。 江上被告は捜査段階では自分が刺したと供述していたが、公判で「三枝被告に脅迫され、うその自白をした。刺したのは三枝被告」と主張。この日、三枝被告は「自分の裁判をやっていないので証言しない」と主張した。 地裁と地検、弁護側が協議し、予定していた証人尋問は行わなかった。検察側は三枝被告が逮捕後に書いた上申書を証拠請求したが、地裁は判断を留保した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20100717-OYT8T00882.htm 3日目の弁護人の最終弁論。20分の持ち時間が、残り5分を切った頃でしょうか。手に持ったストップウオッチを弁護人に見せつけるように示し続けたのです。サッカーの審判がイエローカードを出す時の姿と重なりました。途中からは左腕も自分の前にかざし、腕時計を何度ものぞき込みます。「ハァー」。時折、大きなため息まで聞こえてきました。 弁論は予定時間を1分ほど超えましたが、「時間ばかりを気にして、真剣に聞いていたのか」。担当した房安強、森祥平両弁護士は閉廷後、怒りを隠せませんでした。 何だか嫌みな奴、という感じですが、裁判員裁判では、集中審理が行われ予定時間が守られないとスケジュール通りに進まなくなり、特に裁判員に大きな負担をかけかねないので、気になってこういうことを
栃木県足利市で90年に女児が殺害された足利事件で、無実の罪を着せられた菅家(すがや)利和さん(62)の裁判をやり直す再審の初公判は10月21日に決まった。宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で半年間審理される見通しだ。過去の再審は迅速な無罪判決の言い渡しに主眼が置かれ、冤罪(えんざい)や誤判防止などに関する議論はほとんどなかった。検察側が争わない姿勢の今回は異例の長さだ。私は再審を、現行法制度の不備や問題点をあぶり出し、必要な法整備を進める議論の礎にすべきだと思う。 再審の進め方について、佐藤裁判長は4日に同地裁であった弁護団、検察側の3者協議で、半年間の日程を主張し、一定の証拠調べをする意向を示した。だが、「誤判原因の解明は裁判所の権能を逸脱する」とも述べており、具体的にどんな証拠調べが行われるかはまだ分からない。 宇都宮地検も同様の見解だ。高崎秀雄次席検事は「(検証を求める菅家さんの)思いは分
矢部善朗創価大学法科大学院教授は,その開設する2ちゃんねる型匿名電子掲示板で次のように述べています。 ところで、刑事事件ばかりやっている検事でも、一応一人前になるには5年程度かかります。 刑事事件の経験密度で言えば、知財関係の事務所の若手弁護士と検事では100倍くらいの違いがあるかも知れません。 要するに、その程度の経験で刑事事件のディープな部分を語られてもな〜という思いを持つのは私だけではないと思います。 謙虚ならまだいいんですが。 刑事事件の経験件数だけでいえば,知財関係の事務所の若手弁護士と検事では100倍くらいの違いがあるかも知れません。ただ,検察官の場合,警察及び裁判官に助けられる度合いが大きい分,1件処理することにより得られる経験密度は弁護士の方が大きいのではないかという気がします。普通の法律事務所だと,検察事務官ほど刑事事件に通暁している事務員も置いていない(まあ,被疑者取り
Hiroshima Peace Site 広島平和記念資料館 日本弁護士連合会 弁護士会も頑張っています! イラクボディカウント イラクで日々、私たちと同じ罪のない民間人が死んでいく 05・12・20早稲田大学文学部でのビラ撒き不当逮捕を許さない 大学にきっちり謝罪させましょう!! News for the people 市民のためのニュースサイト 兵庫県弁護士九条の会 尊敬すべき先輩が参加している会です 弁護士梓澤和幸のページ 表現の自由、外国人の人権に取り組む先輩弁護士のHP 監獄人権センターHP 監獄の中で自由を奪われた人たちの人権に関心を寄せるすべての方々へ 憲法メディアフォーラム 憲法を巡るニュースを発信するサイト アリさんとジェインさんのHP 入管収容施設問題を考える アムネスティ・インターナショナル日本 GPPAC(ジーパック) 「紛争予防」を目的とした、世界的なNGOプロジ
重いダウン症の長男(当時27)の将来を悲観した妻(同53)に頼まれ、2人を殺害した夫(57)に対する判決が4日、さいたま地裁であった。死刑を求めた夫に裁判所が出した答えは、懲役7年(求刑同10年)。若園敦雄裁判長は「長男がダウン症を持って生まれてきたことには必ず意味がある。あなたが生き残ったことにも意味がある」と諭した。 長男正大さんに対する殺人と、妻きみ衣さんに対する承諾殺人の罪に問われたのは、埼玉県川越市の福島忠被告。福島被告は公判で「体調が悪化して長男を介護できないと自分を責める妻に『3人で死のう』と言われ、決意した」と語った。 検察側の冒頭陳述や福島被告によると、長男の症状は重く、知能は2、3歳程度。生後間もなく医師に「20年ほどしか生きられないのでは」と言われたといい、夫婦は「子どもに罪はない。20年を大切にしてあげよう」と誓った。 食事やトイレなども付ききりで妻が世話した
http://www.asahi.com/national/update/0119/TKY200901190314.html これまで遺体を解体した状況を被告への質問や再現画像で示してきた検察側が、頭部の解体については供述調書の読み上げに立証の方法を変えた。弁護人が「被告の人格を破壊する」と異議を申し立てていた。 公判終了後、検察側は「遺族は被告の口から詳細が語られることを評価していたが、被告も話しづらくなっていた。弁護側の申し入れもあり、配慮した」と説明した。 捜査の際に、何のために供述調書を作成しているのかという素朴な疑問が生じますね。それを朗読して終わりにしろとは言いませんが、供述調書の朗読も適宜、折り込みながら、真相をきちんと裁判官、裁判員(はまだいませんが)に伝え、無用な精神的負担も与えない、被害者の尊厳にも配慮するという、よりスマートな立証方法があるはずで、それをしないのは単な
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