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ブックマーク / obiekt.seesaa.net (8)

  • 発射に成功したムスダンの映像分析

    6月22日に通算6回目の挑戦で発射成功した北朝鮮のムスダン中距離弾道ミサイル。翌23日に北朝鮮メディアは発射成功を祝う宣伝を行い映像を公開しました。北朝鮮の発表では「火星10号戦略弾道ミサイルは高度1400kmに到達し水平距離400kmを飛行して海に着弾した」とあり、実験成功としています。 ※発射直後のムスダン 注目すべきなのは、ムスダンの底部に簀の子状の翼が付いている事です。8枚付いているように見えます。 ※上昇中のムスダン Grid fin - Wikipedia 簀の子(すのこ)、あるいは格子(こうし)の形をした小翼。 簀の子状の翼は操舵翼や安定翼に用いられることがありますが、中距離弾道ミサイルへの適用例としては冷戦時代のソ連のRSD-10(SS-20セイバー)があります。これを模倣して役割が同じものだとすると、上昇中にのみ効果を発揮するもので、大気圏突入後の終末誘導用ではありません

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    hiroomi
    hiroomi 2016/06/23
  • THAADとイージス艦によるミサイル防衛多層防御実験「FTO-02 イベント2a」

    10月31日、米ミサイル防衛局はTHAADとイージス艦を用いた弾道ミサイル防衛の多層防御試験「FTO-02 イベント2a」を成功させました。成功とは言ってもイージス艦のSM-3迎撃ミサイルは途中で不具合が起き、THAADによって目標を撃墜しています。アクシデントはあったものの多層防御の目的は達成されました。 Ballistic Missile Defense System Demonstrates Layered Defense While Conducting Multiple Engagements in Operational Test - The Missile Defense Agency (MDA) US Defense Against Aggression: Layered Missile Defense System Test 発射された標的ミサイルは短距離弾道ミサイル模擬

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  • オスプレイが空中停止から後退する様子(動画)

    「オスプレイはバックすることが出来ない」という誤解が一部で広がってるようなので、オスプレイが空中停止から真後ろに後退する様子を紹介します。8月16日にアメリカのシカゴで行われたエアー&ウォーター・ショー2014での様子です。 V-22 Osprey Helicopter Mode, Flying in Reverse オスプレイのローターハブ機構は通常のヘリコプターと同様に下部にスワッシュプレートを持っているので、ヘリコプターと同様に前進・後進・左右スライド・その場で回転、全て出来ます。またナセル角度も0度~97.5度と変化させることが可能です。 「オスプレイはバックすることが出来ない」という誤解は、オスプレイがヘリコプターモードで通常のヘリコプターと同じ機動が出来ることを理解していなかった場合と、海兵隊広報が冗談でバック出来ないと言ったのを真に受けた場合の二通りがありました。 こういった

    オスプレイが空中停止から後退する様子(動画)
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    hiroomi 2014/08/27
  • 京都府と京丹後市、弾道ミサイル防衛用Xバンドレーダー受け入れ

    アメリカ軍の日配備2基目のXバンドレーダーに付いて、配備候補地の自治体である京都府と京丹後市が受け入れを認める事になりました。車載移動式のXバンドレーダー「AN/TPY-2」が京都府京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地(岳山レーダー施設・海沿い庁舎地区)の隣に配備されます。 丹後半島に新米軍施設 ミサイル警戒レーダー配備へ - 朝日新聞 Xバンドレーダー配備計画:電磁波「特に問題ない」 府が意見書公表 /京都 - 毎日新聞 もともと、航空自衛隊経ケ岬分屯基地(岳山レーダー施設)には第35警戒隊の固定式大型レーダー「J/FPS-3A」が在ります。これは新たにやって来るアメリカ軍の車載移動式のXバンドレーダー「AN/TPY-2」より大きく出力も高いのです。だからXバンドレーダーの電磁波を気にするのは今さらですし、Xバンドレーダーを配備したら狙われるという懸念も今さら過ぎます。そもそも岳山の周辺

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    hiroomi 2013/08/16
  • 普天間からオスプレイがオーストラリアまで自力飛行移動

    8月2日から5日に掛けて、2機のオスプレイが普天間基地からオーストラリアまで飛行しました。8月2日に普天間基地を出発してフィリピンのクラーク基地へ、8月3日にオーストラリアのダーウィンに到着、8月4日にタウンズビル、8月5日には先行して珊瑚海で演習中の強襲揚陸艦ボノム・リシャールに合流しています。途中までKC-130J空中給油輸送機が随伴し、総飛行距離は7000km近くに達するもので、従来のヘリコプターでは不可能な長距離飛行移動が可能であることを実証して見せました。 Ospreys make longest Pacific flight to date - Marines.mil 今回の自力飛行移動は以前のフィリピンやタイへの展開時と比べ、クラーク基地~ダーウィン間の3300kmが一度に飛ぶ距離では特に長い事が目に付きます。これは航程の間に島が多く、故障など緊急時には付近の島の空港に降りら

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    hiroomi 2013/08/12
  • 輸送艦「しもきた」で使われたオスプレイ用のコロ付き耐熱板

    ドーンブリッツ演習でオスプレイが輸送艦「しもきた」に着艦している写真で、面白いものが映っていました。 オスプレイの排気口の付近に、板のようなものが用意されているのです。 この板は耐熱用で、オスプレイの排気口の下に敷いておけば耐熱対策を施していない艦船の甲板でもオスプレイを長い時間の間、駐機する事が可能になります。応急的なもので多数の機体を常時運用するには向いていませんが、少数の機体を限定的に運用するならば十分なのだろうと思います。 ※輸送艦「しもきた」で使う前に、強襲揚陸艦「ボクサー」の甲板上でコロ付き耐熱板のハンドリング訓練を受ける自衛隊員。Hands-on MV-22 Osprey heat-shield training. 輸送艦「しもきた」では耐熱板を使用して、ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」では使用していなかった(動画では確認されていない)という違いは、興味深いと思います。駐機時間

    輸送艦「しもきた」で使われたオスプレイ用のコロ付き耐熱板
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    hiroomi 2013/06/16
  • F-35B戦闘機が垂直離陸テストに初めて成功

    5月10日、メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地でF-35B戦闘機が初めての垂直離陸テストに成功しました。通常、F-35B戦闘機の離陸は滑走離陸ないし短距離滑走離陸で運用されます。垂直離陸運用では搭載できる兵装と燃料が大幅に減ってしまう為に、緊急時や短距離移動のみで使われます。 First F-35B Vertical Takeoff Test F-35B戦闘機は以下の離着陸形態が全て実行可能です。 垂直離陸(ノズル垂直) 短距離滑走離陸(ノズル斜め) 通常滑走離陸(ノズル水平) 垂直着陸(ノズル垂直) 短距離滑走着陸(ノズル斜め) 通常滑走着陸(ノズル水平) ※短距離滑走着陸に付いては「空中停止せず滑り込みながらノズルを垂直以上に立てて制動しつつ降りる」という表現が実態に近いです。最終的に短距離滑走離陸とは逆方向にノズルを斜めにします。 同じ垂直離着陸戦闘機であるハリアー戦闘機の

    F-35B戦闘機が垂直離陸テストに初めて成功
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    hiroomi 2013/05/22
    「垂直離陸運用では搭載できる兵装と燃料が大幅に減ってしまう為に、緊急時や短距離移動のみで使われます。 」
  • 海上自衛隊の統合電気推進システム

    統合電気推進(IEP: Integrated Electric Propulsion)とは、旧来の艦艇用電気推進システムでは推進用の主機とは別に艦内電力用の発電機が用意され電源が別々だったのに対して、これを統合したものを言います。つまり主機で発電した電力を推進用と艦内用に振り分けます。故に統合電源方式(統合給電方式)とも呼びます。発電機の数を減らして軽量化でき、電力の適切な振り分けで高効率化する事が出来ます。 現在、日海上自衛隊は統合電気推進を採用した大型砕氷艦「しらせ(二代目)」を運用しています。ユニバーサル造船が建造、日立製作所が推進システムを担当しました。 [PDF] 防衛省殿向け砕氷艦「しらせ」のテクノロジー:ユニバーサル造船 [PDF] 厳寒の南極海を航行する砕氷艦「しらせ」 - 日立評論2009年6月号 なお統合電気推進の英語の略称は一般的には"IEP"ですが、英海軍では"I

    海上自衛隊の統合電気推進システム
    hiroomi
    hiroomi 2011/03/30
    統合電気推進システム
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