2013年08月15日07:46 カテゴリその他 タバコに甘い日本人 「風立ちぬ」は見てないし見る気もないのだが、「喫煙のシーンが多すぎる」という禁煙学会の要望書について「バカなことをいうな」という反応が多いのは意外だった。彼らは趣味で抗議しているのではなく、日本も批准しているタバコ規制条約にもとづいて要望しているのだ。 映画評にも、喫煙場面が異様に多いのが気になるという批評があった。特に結核の妻の前でタバコを吸う場面は、多くの人が批判していた。私は、テレビのインタビューで宮崎監督がずっとタバコを吸い続けていたのに違和感を覚えた。彼はチェーンスモーカーらしいが、この調子だとスタジオジブリのスタッフの何人かは受動喫煙で死ぬのではないか。 宮崎監督は「反原発」だそうだが、タバコが原発よりはるかに危険な発癌物質であることを知っているだろうか。アメリカではタバコ会社が、3600億ドル以上の賠償で和
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