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ブックマーク / www.natureasia.com (5)

  • 科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。

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    hiroomi
    hiroomi 2021/10/06
  • Nature ハイライト:多様性の進化 | Nature | Nature Portfolio

    進化:多様性の進化 2008年3月13日 Nature 452, 7184 種多様性と生態系の生産力の間には短い期間ならば正の相関があることが多くの研究で実証されているが、これらが進化的時間スケールでどのような関係性をもつかについてはほとんどわかっていない。この時間スケールの問題を解決する方法の1つは、実験モデルとして細菌を使用することである。約500世代にわたり進化している蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)の微小生態系を用いた実験で、環境の不均一性と分散により推進される適応放散によって、機能的多様性と生産力の間に正の相関が全く新たに進化し、機能的多様性も生産力も中間的な分散率の下で最大となった。これは、自然界で観察されるものに似た群集および生態系の特性の発生に、進化的多様化が中心的役割を果たすことを示唆している。

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  • 「無意識の思考」の方が賢明というのは本当か? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    注意をそらされている時に下す決定の方が賢明という説が広く知られているが、新たな大規模実験と既存データのメタ分析ではそのような効果は見られなかった。無意識の力についての論争がさらに白熱化しそうだ。 私たちの脳は、とっさに車をよけるなど自動的・反射的な決定を日常的に下しており、私たちはそれに従い行動している。同様に、何かを選ぶ際にもこの「無意識の思考」が働き、意識的に考える前にすでに決定を下していて、私たちの行動を支配しているという説がある。 Thinkstock 複雑な決定を下さなければならないとき、選択肢を熟考する代わりにクロスワードパズルなどに没頭している方がむしろ良い結果を出せるというのは当だろうか? 無意識の思考が時として意識的思考よりも優れた力を発揮するという考え方は実に魅力的で、作家のマルコム・グラッドウェルのベストセラー『Blink』(邦題『第1感 「最初の2秒」の「なんとな

    「無意識の思考」の方が賢明というのは本当か? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 最古の石器を作ったのは誰? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    トゥルカナ湖西岸で、これまでに発見された中で最古の石器が出土した。330万年前のものであることから、ヒト属出現以前に石器文化が存在していた可能性が高まった。 複雑な道具の製作はヒト属(Homo)の登場によって始まったというのが従来の通説だった。けれども今回、ストーニー・ブルック大学(米国ニューヨーク州)のSonia Harmandらが、これまでで最も古い石器を発見したことで、この説が覆される可能性が出てきた。先日、彼らがカリフォルニアの学会で発表した内容によれば、この人工遺物は最初のヒト属が登場するより前の330万年前のものと推定され、さらに古いヒト族(Hominini)の祖先に、洗練された道具を作れるだけの知性と器用さが備わっていたことを示唆している(訳註:Harmandらの研究成果は、Nature 2015年5月21日号310ページに掲載された)。 2015年4月14日にサンフランシス

    最古の石器を作ったのは誰? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    hiroomi
    hiroomi 2015/07/03
  • naturejapanjobs - 特集記事: 研究ガバナンスや生命倫理の研究で、科学と社会をつなぐ

    京都大学人文科学研究所 加藤和人准教授 ヒトゲノムや幹細胞の研究が進み、再生医療や創薬、遺伝子治療への夢が語られる一方で、プライバシーの保護や生命倫理への配慮など、生命科学は人間の生き方や社会のあり方に関わる問題と直面している。 生命科学の進展やその成果の社会への導入には、研究指針の作成や情報開示が欠かせないが、そのような研究のガバナンス(公共政策)自体の研究の歴史は、ようやく始まったところだ。 京都大学人文科学研究所の加藤和人准教授(同大学大学院生命科学研究科准教授兼任、同大学物質-細胞統合システム拠点連携准教授)は、日ではまだ数少ない、研究ガバナンスや生命倫理の研究者のひとり。2002年からHUGO(Human Genome Organisation)の倫理委員会、2009年からは国際幹細胞学会(ISSCR :International Society for Stem Cel

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