1.アメーバ経営を支える小集団チーム別採算管理1.アメーバ経営とはアメーバ経営とは、稲盛和夫京セラ名誉会長が京セラを経営していく中で、自らの経営哲学を実現していくために創りだした経営手法です。 この経営手法があったため、京セラもKDDI(現au)も高収益をあげ、大会社に発展できました。 アメーバ経営は、経営哲学(フィロソフィ)の浸透と小集団のチーム別採算制度の運用の両輪で成り立っています。 つまり、会社を高収益体質に導く車(インフラ)がチーム別採算制度であり、それを動かすためのガソリン(エネルギー)が経営哲学だと言えます。 2.小集団チーム別採算管理とは(1)会社の中に小さな会社をたくさん創る組織を必要に応じて小さなチームに分割し、小さな町工場や商店の集まりとして会社を再構成します。 そのチームの経営を現場のリーダーに任せることによって、会社の中には小さな町工場や商店の社長が多数生まれます