クリアコードの藤本です。 私たちの業務では、よく「データを集計する」という仕事が発生します。 例えば、最近の改修の効果を測定するために、過去ログからリクエストの成功率を測定したり、 お客様への業務報告のために、チケットシステムから直近の稼働状況を集計したりします。 もちろん、同じようなタスクが定型的に発生するようであれば、専用のスクリプトを作り込むのですが、 この種類のタスクは単発限りで結果が取れればよい、ということが少なくありません。 私(筆者)は、このようなタスクがある時は、Unixの標準ツール(とPython)を使って集計しています。 今回の記事では、具体的にどのように集計を行っているかを紹介したいと思います。 例: シェルでコマンドの実行回数を集計する 実際のタスクに適度に近い例として、「コマンドの実行履歴を集計する」というタスクを例に 集計のやり方を説明したいと思います。 bas