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ブックマーク / www.projectdesign.jp (8)

  • V字回復した草津温泉 湯畑再開発を主導した町長の「経営力」

    バブル時代から1割減った観光客が戻り、まちが活況を呈している草津温泉。名物の湯畑周辺の再開発や赤字化した第3セクターの黒字改革などを推進し、草津のこのV字回復をけん引したのが、2010年に町長に就任した黒岩信忠氏だ。 旅行会社の投票で決まる「にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社)で13年連続1位を獲得するなど、さまざまな温泉地の人気ランキングで常にトップを争う群馬県の草津温泉。 日一の自然湧出量を誇る日三名泉の1つとして知られるが、観光客数はバブル期の300万人を頂点に下降線をたどり、一時期は265万人前後にまで落ち込んだ。 この低迷期に町長に就任し、「300万人の観光客を呼び戻す」と、財政改革並びにまちづくりを進め、見事目標を達成したのが、草津町長の黒岩信忠氏だ。黒岩氏は草津町の議員を7期務めたベテラン議員だが、草津町内や東京で事業を手掛ける実業家でもある。 2010年に初当選し

    V字回復した草津温泉 湯畑再開発を主導した町長の「経営力」
  • 地域の「日常」は旅の「非日常」 「ありのまま」に観光の商機

    地元の人たちが、「山と海だけで、何もない」と思っているような地域でも、外から来た人にとっては、「何もない」ことこそが大きな魅力になり得る。香川にも、香川だからこそ体験できる数々の観光資源がある。 同じ瀬戸内海でも、広島・しまなみ側と香川側では、まったく異なる表情があり、香川でしか体験できない瀬戸内がある 訪日外国人が急増し、日国内の旅行需要が拡大する中、各地では観光振興が熱気を帯びている。これまで多くの地域では観光資源が乏しいとの考えから、新たな観光の目玉を創作することや、奇をてらった販促手法に取り組んできた。しかし、その地でしか得られない、その地ならではの資源にこそ、観光の商機があるのではないだろうか。 期待値の低さが驚きを生む 香川県は47都道府県で最も面積の狭い県であり、讃岐うどんや芸術を主軸とした観光振興を展開してきた。しかし、それだけが観光資源ではなく、少し視点を変えると香川

    地域の「日常」は旅の「非日常」 「ありのまま」に観光の商機
  • プレゼンのシナリオ作成術 「情報の並べ方」が成否を決める

    プレゼンは内容で勝負する。最初の30秒で結論やポイントを示すことで、聴衆の興味・関心を高める。その後の展開は、最初に説明した順で補強する。そのためには、情報の分類と整理、接続と展開の順を、事前に練っておくことが成功の秘訣となる。 前回は、冒頭の30秒で目的と要約(総論)を示すことがポイントであることを説明しました。今回は、各論のまとめ方について説明します。 まず、自分が説明したいポイントや情報はいくつあるのか、また、ゴールや達成すべき事柄は何かをまとめてください。 プレゼンテーションで失敗する人は、自分が見たことややったことを、思いつた順で情報を再現してしまいます。説明している人は、プロセスの再現なので一番わかりやすいと誤解しています。このタイプは、いろいろ説明して最後に結論を話すことが多いです。しかし、最後に結論を示されると、誤解されたり、途中で話を聞いてもらえなくなったりしてしまいま

    プレゼンのシナリオ作成術 「情報の並べ方」が成否を決める
    hiroomi
    hiroomi 2016/04/15
  • 連続起業家は「模倣」の名手 個々が得意な「方法」をパターン化

    「良い模倣」によって、新しいビジネスが生み出された事例は数多い。連続起業家(シリアルアントレプレナー)たちは、得意とする発想法を持っており、最初に模倣で成功すれば、次も模倣によってビジネスを立ち上げようとする。 優れた企業家は、事業を構想するときに、どのようにアイデアを発想するのだろうか? 私たちが研究室として取り組んできた課題である。 日企業も高度成長期には米欧の企業をお手にしていた。他者を上手にマネしている企業は強い。優れたものであれば何でも取り込む。その成功に倣って、進んだ世界からマネをしようとする企業が続く。マネに拍車がかかるのだ。さまざまな業界で競ってマネをしていたと言っても過言ではない。 「マネをしている時期の企業は競争力も強い。逆に他社がマネをしているとこぼす側は落ち目であることが多い」 こう語るのは、神戸大学名誉教授の加護野忠男である(『エコノミスト』2012年5月22

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    hiroomi 2016/02/17
  • 元クックパッドのエンジニアが起業 飲食店の常識を覆す「未来食堂」

    IBMとクックパッドで計6年間エンジニアを務めた女性が、これまでにない定屋をオープンした。お手伝いすれば一無料、カスタマイズオーダーも自在。飲業界の型にはまらない経営が話題を呼ぶ。 未来堂の店舗内部。一見普通の堂だが、茶碗の数やおひつで各自がご飯をよそう仕組みなど、飲業界では「ありえない」試みが満載だ これまでになかった形態の飲店として、話題になっている定屋がある。今年9月、東京は神保町のオフィスビルの地下にオープンした「未来堂」だ。オーナー兼店主は、東工大理学部数学科卒で、IBMとクックパッドで計6年、エンジニアを務めた小林せかい氏。異業種ならではの新たな視点で、飲店の常識を覆すようなサービスを提供している。 美容院や花屋と同じサービスを カウンター形式で12席の店構えは定屋として一般的だが、独特なのはメニューだ。未来堂のメニューは、日替わりでひとつだけ。しかしプ

    元クックパッドのエンジニアが起業 飲食店の常識を覆す「未来食堂」
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    hiroomi 2015/12/03
    “メニューは日替わりでひとつだけ。効率化により、客が着席してから5秒で用意できる”
  • 買い物難民を救え 「流通の素人」が発明した画期的移動スーパー

    全国700万人と言われる買い物難民をサポートする、移動スーパー・とくし丸。徳島から全国に広がるサービスは「流通業界の素人」の柔軟な発想から生まれた。 とくし丸の移動スーパー。サービス提供エリアは日全国に拡大し、東京でも活躍中。 トラックには生鮮品から雑貨まで、約400品目・1000点を搭載。 徳島県の田舎道を行く、一台の軽トラック。その荷台には所狭しと料品や生活雑貨が積まれ、行く先々の民家では、それを待ちかねたように出てきた高齢者が笑顔で買い物を楽しむ。いわゆる「買い物難民」をサポートするために誕生した移動スーパー・とくし丸は、徳島発の課題解決型ビジネスとして注目され、スタートからわずか3年で全国的なネットワークを形成している。 代表の住友達也氏は、1981年に徳島県でタウン雑誌『あわわ』を立ち上げ、県内で絶大な人気を誇る一大メディアに育て上げた人物だ。 『あわわ』から身を退いた住友

    買い物難民を救え 「流通の素人」が発明した画期的移動スーパー
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    hiroomi 2015/09/06
  • 震災で露呈した防災無線の弱点 デジタル無線にシステムを刷新

    自治体にとって無線システムは、災害時に人と人をつなぎ、確実な情報を提供するために不可欠。しかし、東日大震災では、想定を上回る津波によって、従来の防災無線の弱点が露呈された。 市役所の防災課に設置された携帯型・無線装置 ―― 震災時、市内の無線システムはどのような状況だったのですか。 東松島市は、東日大震災(以下「震災」)の前にも、大きな被害をもたらした宮城県北部連続地震(2003年)に見舞われています。その教訓から市としては、災害時の情報伝達の大切さを痛感しており、また、発生が想定されていた宮城県沖地震への備えもあって、防災行政無線の整備はかなり進んでいたと思います。

    震災で露呈した防災無線の弱点 デジタル無線にシステムを刷新
    hiroomi
    hiroomi 2015/08/31
  • 3Dプリンタで「食」を出力

    近年、注目を集める3Dプリンタは、の分野でも活用が模索されている。宇宙や特定の成分・材を練り込んだ個人用の品開発など、夢は広がる。将来、病院で1週間分の事の3Dデータが処方される時代が来るかもしれない。 この5月、NASAが米国の民間企業に品3Dプリンタの研究費を提供したことが話題となった。その技術を利用すれば、数年間の宇宙飛行中に3Dプリンタを使って料理をつくることができるという。さらに、世界の糧難を解決する可能性もあるとされている。 夢のような未来が語られているが、それでは、現在、の分野で3Dプリンタは、どのようなことが可能なのか。 日立コンサルティング、経営コンサルタントの小林啓倫氏はこう解説する。 「最もシンプルな利用法は、形状がユニークな品をつくることです。誰かの顔を模したお菓子をつくる、複雑な構造をしたパスタをつくるなど、見て楽しい料理を生み出すことができます

    3Dプリンタで「食」を出力
    hiroomi
    hiroomi 2013/07/17
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