元Yahooのソフトウェアエンジニアが、外国人が米国内で企業や仕事をするときに壁となる「就労ビザ問題」からの脱出を試みたオフショアリング支援企業「Blueseed」を創業したという。その脱出方法とは、シリコンバレーから12マイル、約30分の公海上に大型客船を常駐させ、そこに世界中から起業家たちを集めてオフショアリングを行う、というもの(venturebeat.com、本家/.、/.J過去記事)。 米国内での作業が必要な場合は、定期運行されるフェリーに乗って、ビジネス/観光ビザで米国内のシリコンバレーに行くという。この事業は、2013年の第3四半期に開業を計画しているが、Blueseedの調査によると米国内やオーストラリア、インドの150以上の企業が関心を持っているという(興味を持っている企業の国別数)。なお、費用は月約1600ドルで、サンフランシスコで一人暮らしをするのと同じくらいだそうだ