星野リゾートと日本政策投資銀行(DBJ)は、日本国内の旅館など中小規模の宿泊業を支援する共同運営ファンドを設立する。「ホテル旅館リニューアルファンド(通称)」の名のもと、星野リゾートは運営のノウハウ提供やコンサルティング、販売支援を行い、DBJはファイナンス面での支援や産業調査を実施。新設するファンド運営会社は折半での出資で設立し、2015年内に運用開始を目指す。 *写真は星野リゾート代表の星野佳路氏(左)とDBJ常務執行役員の関根久修氏 今回設立するファンドの正式名称は「星野リゾート旅館・ホテル運営サポート投資事業有限責任組合」。総額20億円規模で存続期間は10年間。事業発表の記者会見で、星野リゾート代表の星野佳路氏は、このファンドを「資金だけでなく、運営力の強化をセットで提供することが最大の特徴」と説明した。ファンドのスキームは以下の図の通りだ。 報道資料よりDBJは、経営計画の中で「