トヨタ九州、夜勤を一部停止へ 派遣解約検討2008年11月7日3時2分印刷ソーシャルブックマーク トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が、二つある車体組み立てラインのうち一つで昼夜2交代制の夜勤を停止し、昼勤務だけの稼働に落とす方針を固めた。早ければ来年1月から実施する。その場合、あらたに1千人前後の余剰人員が生まれるため、今夏に続く派遣社員の契約解除を検討し始めた。最大出荷先の米国で自動車販売が落ち込み、減産が長期化する見通しになってきた。 現在、トヨタ九州の人員は7700人。うち、二つの組み立てラインがある宮田工場(宮若市)は6500人で、そのうち1400人近くが派遣社員だ。また、正社員のうち余剰の数百人を愛知県のトヨタ自動車の工場に一時異動させている。 トヨタ九州は6、8月、派遣社員約800人の契約を解除した。その際「秋をめどに500人と再契約する」と表明したが、この「公約」は既に事実上