山形弁で歌った『タッチ』など、方言を取り入れたユニークな作風で知られるシンガーソングライターの朝倉さやさん。民謡日本一に輝いた確かな歌唱力もあいまって、日本の音楽シーンに新風を吹き込んでいます。朝倉さんの個性を尊重してくれたという音楽プロデューサーsolayaさんとの出会い、そして、これからの時代の民謡と方言の魅力と可能性とは。 「ヨーエサノマガショ エンヤコラマガセ…」 力強さとともにどこか懐かしさを感じる、山形県の民謡『最上川舟唄』。歌うのは、同じく山形県出身でシンガーソングライターとして活動する朝倉さやさんです。 普段から民謡を歌っていたという家族の影響もあり、本格的に民謡を習い始めたのは小学生の頃。小中学生の民謡の歌い手日本一を決める、民謡民舞少年少女全国大会では二度も優勝と、着々と歌い手としての技量を高めていきました。 しかし、高校卒業後にシンガーソングライターを目指して上京する
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