ブログが一般に普及してから五年くらい経つ。 最初の頃は、論客的なブログが目立っていた。 「ブログは自分の意見を書くツールである」という素朴な理念そのままの。 そしていろいろバトルが繰り広げられたり、あるいはそうでないところでも、論客系のところは粘着アンチが湧く確率100パーセントだった。端から見ていて、運営負担が重そうなのは容易に見て取れた。 2008年現在では、「ネット論客」とか「ネットのご意見番」みたいなブログは、やや勢力が弱まったという印象である。(ブログ以前から実名でメディアに出ていたような有名人は除く)。 今では出来るだけ自分の意見は書かないというのがノウハウになった。あるいは、情報ブログの方が優勢になったと言うべきか。「自分の意見」を押し出さず、情報だけ黙々とエントリーしていたところが、現段階では勝ち組。 そして、この場合の情報にしても、残念ながらコアな情報であることは少なく、