公正取引委員会が本気を出した。なんだこの資料、素晴らしすぎる。 資料:書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状(注:pdf) 出版業界の現状が綺麗にまとまっている。特にいいのが、p12の「図表13 取次経由の流通・取引慣行の実態」である。出版業界の金とモノの流れがすぐに分かる神図である。 この資料はいつかじっくり読まなくては。
資料1 書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状 平成20年6月19日 公正取引委員会 1 1 書籍・雑誌の市場動向 ○ 書籍・雑誌(取次経由)の販売金額,書籍の出回り部数及び雑誌の発行部数は 減少傾向にある。 ○ 書籍の新刊点数及び雑誌の発行銘柄数は増加傾向にある。 ○ 書籍の返品率は 40%前後で推移している。雑誌の返品率は上昇傾向にある。 ○ 出版社数及び書店数は減少傾向にある。書店の売場面積は増加傾向にある。 (1)書籍・雑誌の市場(取次経由)の推移 ※ 書籍・雑誌の流通にはいくつかの経路があるが,取次経由が書籍の約 7 割,雑誌の約 8 割を 占めていると言われている。 【書籍・雑誌の販売金額の推移】【図表 1】 ○ 書籍・雑誌の販売金額(小売価格ベース)は 2 兆 853 億円である。このうち, 書籍の販売金額は 9026 億円,雑誌の販売金額は 1 兆 1827 億円である(200
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