止まらぬ血税の無駄遣い…国交省関東「道の相談室」 民主党の菅直人代表代行も無駄遣い追及のため訪れた国交省関東地方整備局。ヤミは深い 国交省関東地方整備局にある「道の相談室」の平均受付件数(2007年度)が、1日あたり14.8件しかないことが31日、分かった。単純計算すると、日中担当者1人当たりの処理件数はわずか2件にも満たない。ほとんど利用者がいなかった関西地区の相談室は世論の批判にさらされ3月に閉鎖しているが、関東では庁舎内に相談室を“温存”。今年度も道路特定財源の血税を使って、業務を継続しているのだ。 「道の相談室」は道路に関する苦情や意見を聴取するために設置。 電話、ファクス、電子メールで年中無休24時間体制で対応しているが、関東地方整備局によると07年度の相談件数は計5418件で1日平均約14.8件だった。 【国交省OBが役員】 この業務は国交省OBが役員を務める建設コンサルタント