幼児が言葉を覚えられるかどうかは、 親にとっては大きな心配の種の1つだろう。また、以前の記事では、「幼児期に言葉の発達が早いほど、感情のコントロールが上手になる」ことを紹介している。このように幼児が順調に言語発達を発達できるかどうかは教育全体としても非常に重要だ。 米スタンフォード大学の研究グループは、長期間の親子間の会話をモニターして調査した結果、「親が子どもに話し掛ける回数が各家庭で非常に差があり、その回数が多いほど、幼児の言語能力が発達する」ことを明らかにした。この内容は9月10日付で「Psycological Science」誌に掲載された。 この研究グループは親と幼児の会話を1日当たり10時間記録し、親や別の媒体(テレビ、ラジオ等)からの言葉の回数を計測した。その結果、各親によって話し掛けられた単語の数は1時間当たり67語から1200語と非常に差があることが分かった。さらにそれぞ