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ブックマーク / www.ebook2forum.com (4)

  • 21世紀の“見えざる”出版テクノロジー

    出版に関するテクノロジーは、かつては組版・印刷・製であり、最近では電子書籍と書籍端末、あるいは「オンラインプラットフォーム」であると言われている。しかし、今日E-Bookビジネスに意味を持たせているのは、そうしたものではない。「iPadの前にKindleなど鎧袖一触」とならなかったのはなぜか。アップルの形を真似ても蚤のひと跳ねも出来ないのはなぜか。それは目に見える部分だけでは分からない。見えざる手を動かすことでビジネスが動くのが21世紀なのだ。 21世紀情報技術のパラダイム いうまでもないが、筆者はテクノロジーが大好きだ。ただ、テクノロジーには五感で認識できるものとそうでないものがある。後者について意識する人は少ない。日が得意なのはモノづくりということになっているが、これは工業製品の設計・生産での職人的・工芸的センスを意味していると思われる。この神話が“空白の10年”の後、そのままで通

  • ガラパゴスは日本語WPの栄光を見るか – EBook2.0 Magazine

    シャープは9月27日、同社が展開するXMDFを核とした電子書籍事業のブランド名をGALAPAGOSに決めたと発表した(特設サイト参照)。第1弾として、12月に端末とサービスをリリースする。第1弾として、10.8''タブレットと、5.5''端末を12月に発売する計画。事業の方向性は夏に発表されていたが、今回の発表はかなりインパクトの強いもの。問題点=課題をあげてみた。(☆記事は09/30号の予稿です) 日語ワープロの栄光と運命 晩年の高性能カラー版「書院」(1994) なかなか“自虐”的なネーミングだが、好みが分かれると思うので、コメントしない。とりあえず端末を中心に考えたいが、誌は、過剰なまでにモノにこだわりながら、日の出版業界という窮屈な環境に置いた結果、身動きがとれなくなるのではないか、という懸念を持っている。汎用機として十分なハードウェアの実力を持ちながら、電子書籍のような狭

  • XMDFの不幸:さびしい標準

    XMDFの広告をよく見かけるようになった。明らかな提灯記事も多い。広告を出すということは、それなりの予算がついたということだ。予算の裏付けのあるものについては、掲載メディアはそれなりの優遇をする。露出頻度が高くなると、なんとなく「メジャー」になったなとか、「これで決まりだな」という印象操作がしやすくなることはいうまでもない。しかしこの広告予算はどこから出たものだろうか。これが三省デジ懇の結果だとすると、あまりに問題が多い。誰にとっても。 フォーマットは主体にはならない そもそも、ITにおけるフォーマットなどは、とても宣伝の対象となる性格のものではない。マイクロソフトが Wordではなく”.doc”を、アドビがAcrobatではなく” .pdf”を宣伝するようなものだ。ふつう「標準」をプロモーションする場合には、複数のツールベンダーがコンソーシアムをつくって行う。フォーマットはユーザーの貴重

    hirsato
    hirsato 2010/09/26
    ePubが縦書きが弱いとか言うなら過去の技術にこだわらず標準にモノを申せば良い。過去の遺物にこだわるのは愚か。 #e_tb
  • デジタル時代の「自費出版」の意味

    「日は電子ブック戦争でなぜ敗れたのか」と書いた池田信夫氏が、ご自身のブログ(1/19)で「自費出版の時代」を書いて、電子「自費出版」によって著者と出版者の関係が変わる可能性を述べておられる。ここでは、筆者が指摘した、再販制度が電子出版には適用されない点や、著者の経済的メリットなどがそのまま「採用」されており、池田氏もこの戦争に参戦の意志を持たれたようで慶賀に堪えない。しかし、出版において印刷や書店が前提ではなくなった時代に自費出版の意味もまた問い直されている。この際考え直してみるのも無駄ではないだろう。 池田氏は「自費出版の最大の問題は、ブランドである」という。そして、玉石混交のタイトルが並んでいても買い手は判断できないので、「これを審査するレフェリーをつけた電子出版プラットフォームができれば、手数料を20%とるだけでも十分ビジネスになる」として、「問題は技術でもコストでもなく、出版業界

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