第10回Cassandra勉強会にて発表したスライドに、勉強会後のフィードバックを反映させた物です。Read less
HbaseMaster Regionファイルの割り当て HRegionServerの監視 Tableの管理 HBaseMasterは各HRegionServerへのRegionファイル割り当て管理を行います。 最初に割り当てられるRegionファイルは、「今後割り当てられる物も含めた全META Regionファイルがある場所のデータ」を保持するROOT Regionファイルです。各META Regionファイルは、そのHBaseが保有するユーザ作成のTable群を構成するRegionファイルの場所のデータを保持しています。 META Regionファイルの割り当てが完了すると、続いて各HRegionServerに対してユーザ作成Tableを構成するRegionファイルが均等に成るように割り当てを開始します。 HBaseMasterは最初に割り当てたROOT Regionファイルを保
スケーラブルなデータベースを実現する手段として「Sharding MySQL plus memcached」がよく知られる方法だとは、1つ前の記事「MySQL+Memcachedの時代は過ぎ、これからはNoSQLなのか、についての議論」で紹介しました。 ちなみに「Sharding」(シャーディング)とは複数のデータベースにデータを分散して運用することで、ざっくりいえばShared Nothing的な分散データベース構成のことです(この記事で紹介する英文中には「Shared MySQL」(共有MySQL)との記述がありますが、これは恐らく「Sharded MySQL」(ShardされたMySQL)のミススペルではないと推測します)。 日本で(たぶん)もっともMySQLについて詳しく解説してあるブログ「漢(オトコ)のコンピュータ道」のエントリ「さらにMySQLを高速化する7つの方法」では、Sh
クラウド時代の新しいデータベースとして、非リレーショナルな構造を持つNoSQLデータベースが話題になっています(NoSQL=Not Only SQL。命名の経緯はこちら)。そのNoSQLの中で、もっとも注目されているデータベースの1つがApacheのCassandraです。 Cassandraは、Facebookで大規模データ処理のために開発され、その後オープンソースとなり、現在ではApache Software Foundationのプロジェクトとして開発されています。 現在、CassandraはFacebookやDiggなどで使われている、もしくは使うことが検討されているとされ、Twitterでも(ツイートデータの格納には使われないようですが、それ以外の用途で)利用されています。 TwitterとDiggがNoSQLの「Cassandra」を選ぶ理由 Twitterが、Cassandr
カスタマイズ可能なポータルサービスを提供するフランスの「NetVibes」は、バックエンドデータベースとしてミクシィの平林幹雄氏が開発し、同社内でも利用されているNoSQLデータベースの「Tokyo Tyrant/Tokyo Cabinet」(以下Tokyo Tyrant)を採用しているそうです(追記:平林氏は7月末でミクシィを退職されるとのこと)。 なぜNetVibesはTokyo Tyrantを採用したのか、その理由がmyNoSQLの記事「Netvibes: A Large Scale Tokyo Tyrant Deployment Case Study」で紹介されています。NetVibesは、Hadoop、CouchDB、Tokyo Tyrant、File system、MySQLを評価した上でTokyo Tyrant/Tokyo Cabinetを採用したとのこと。 NetVibes
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