昨日の続き。それは僕が代々木にある小さな編集プロダクションで働いていた時のことだった。23才から24才の間くらい、時代で言えば1983年か1984年だったはずだ。編プロというのはいつの時代もそうだが、まあ激務である。さらに今もたいして変わっていないのだが、当時の僕は本当に要領が悪く仕事が遅かった。マイナーなヌードグラビア誌の編集長というものになり──編集長とはいえ部下はいない。たった一人の編集部である──1週間に7日出勤し、そのうち6日は徹夜していた。ただし不幸中の幸いというか、その頃から24時間営業のコンビニというものがポツポツと出来始めていて、会社の近くにも一軒あった。代々木というか、駅で言えば小田急線南新宿駅の近くである。 今ではごく当たり前にある、あの海苔がフィルムで挟まれ、いつでもパリパリの状態にあるコンビニのおにぎりというのは存在したのだろうか? 覚えていない。僕の場合、夜中に
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