「私は何百時間残業しているスーパー社畜だ!」「僕なんか何十時間の残業でこうなってしまった!」そういう社畜自慢が流行っているみたいなので、営業課長である僕もそのビッグウェ―ブに乗ってみたいと思う。結論からいうと僕はカラダを壊して5月から8月までの3か月間休んでしまった。もっとも僕の場合、残業自慢のスーパー社畜の方々に比べれば圧倒的に恵まれた職場環境にあるため、脆弱な僕自身サイドにかなりの問題があると思われるけれども、まあ、それは。 会社からウチの会社には残業というものは一切ありませんといわれる。 前提条件。会社は所定時間での退勤を命じているのに所定時間以外に働いているのは個人の自由、会社は一切関知しないことになっているそうである。見え隠れする「ノルマが過大なのではなく、能力がないのだ」という素晴らしい思想。むしろ残業はルール違反であるのにスルーしてやっているのだよと恩着せがましくいわれる。サ
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レビュー "愛され"をやめたら、女は年下男性を育てたくなる!?--『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』 実にトリッキーなタイトルの本である。『愛は技術』なんて言われると、一見よくある"モテテク"のようなハウツーを指南する本にも見えてしまうが、おそらくこれは狙いだろう。 なぜならこの本には、いわゆる愛され、ゆるふわ、自分磨きといった"男に選ばれる"ための小手先のテクニックとは、真逆のことが書かれているからだ。いわく、愛されたい、選ばれたいといった「受動の愛」を捨て、「女性は男性に選ばれてこそ価値がある」といった「旧態依然とした恋愛観、結婚観からのシフトチェンジ」を図ろう、とはっきり呼びかけているのだ。 つまりこれは、モテテク本や恋愛自己啓発本にすがってしまいがちな女性にこそ、手に取って欲しい本。愛されないからといって、自己反省や自己責任で自分を責めるのではなく、"自分が愛するに値す
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