戦後、衣食住もままならない時代に創刊された雑誌は、世の主婦たちのバイブルとなった。モノやおカネがなくとも、暮らしをもっとおしゃれに豊かにしたい。その情熱が日本の家族を元気にした。 広告は一切掲載しない 「約束してくれないかい? とと(父)の代わりを務めると」 肺結核が進行し、衰弱しきった父・竹蔵(西島秀俊)の懇願に、常子は涙をこらえて頷いた。その3日後、竹蔵は息を引き取った。小学5年生ながら葬儀で喪主を務めた常子は、母と二人の妹を前にして「今日から私が家族を守る、とと(父)になる」と宣言するのだった——。 前作『あさが来た』の勢いそのままに視聴率20%以上を記録するNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』。父との別れを乗り越え、今週から物語は高等女学校編へ。戦争を経験し、常子(高畑充希)は出版社設立に向け動き出す。 主人公・小橋常子のモデルとなっているのは、天才編集者、花森安治と共に雑誌『暮しの手帖』
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