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ブックマーク / number.bunshun.jp (28)

  • 星野仙一「あいつは、ええ指導者に」 野村克也も認めた「野球頭脳」…中谷仁監督42歳に“新世代の名将”感〈智弁和歌山〉(間淳)

    中谷監督はプロで成功したとは言えなかった。 通算111試合で、打率.162、4塁打。2011年も出場は11試合にとどまった。ひと昔前の捕手は、守備力があれば出場機会があった。しかし、「打てる捕手」が主流となり、星野監督も捕手に打力を求めた。指揮官が「昭和の時代だったら、もっとマスクをかぶっていた」と捕手・中谷を評価した理由は、人間力と洞察力だった。 「あいつは上辺だけの言葉じゃなくて、『打たれたら捕手の責任』という覚悟がある。それから、年下の投手への声のかけ方とタイミング。投手陣の頭や心の中を日ごろから考えているから、優しく伝えて投手を気分よくする時と、厳しく伝えて喝を入れる時の判断が絶妙。それができるから、投手と信頼関係が築ける」 自分のことへの優先順位は高くない。覚悟を持って投手やチームに尽くした姿に、星野監督は指導者の資質を感じていた。険しい顔も笑顔も、どちらも「ええ顔」と話した。

    星野仙一「あいつは、ええ指導者に」 野村克也も認めた「野球頭脳」…中谷仁監督42歳に“新世代の名将”感〈智弁和歌山〉(間淳)
  • 創成館が実は優勝候補なのでは?秋の快進撃から、センバツ初勝利。(氏原英明)

    好投のエースを6回でスパっと代える手法も、トーナメント向きに見える創成館。果たしてどこまで上り詰めるだろうか。 存在感を見せつけるかのような戦いぶりだった。 昨秋九州大会の覇者・創成館(長崎)が第4日の第1試合に登場。3-1で中国大会準優勝の下関国際(山口)に勝利してセンバツ初勝利を挙げた。1回裏の攻撃では、先頭打者の峯圭汰が左中間を破る二塁打で出塁すると、続く2番・藤優璃の適時打で1点を先制。電光石火の攻撃で試合の主導権を握るとそのまま試合を制したのである。 「1番の峯の二塁打が今日のすべてでした。あれでチームが勢いにのってくれた」 稙田龍生監督はそう振り返っている。 センバツ初勝利だからか、指揮官の言葉は初々しいが、創成館の力強さは昨秋の神宮大会で証明されている。 九州大会覇者として臨んだ同大会では、2回戦で甲子園常連校の聖光学院(福島)を6-4で破ると、準決勝の大阪桐蔭戦では投打で圧

    創成館が実は優勝候補なのでは?秋の快進撃から、センバツ初勝利。(氏原英明)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2018/03/27
    決勝進んだら見に行きたい。
  • 森コーチとの別れと秋山翔吾の助言。西武の結束を、2018年も見たい。(市川忍)

    これまで何年か埼玉西武ライオンズの戦いぶりを記者として追ってきたが、2017年シーズンほど、「野球はチームスポーツだ」と思い知らされる機会が多かった年はない。 もちろん2桁勝利を挙げる投手の存在はそれだけでチームにとって大きな戦力であるし、1塁打であっという間に逆転する戦い方も豪快ではある。 しかし、2017年のライオンズは、そうした個人能力だけではなく、間違いなく「チーム」として戦っていた。投手は前に投げた投手の思いをくみ取り、次に登板する投手に託す。打線の誰もがランナーのこと、次の打者のことを考え、ランナーに出た選手は打席にいるバッターの気持ちを考える。そうやって、結束して戦う試合をたくさん見せてくれたと思う。 年下の選手の伸び悩みに「思うところがあった」。 打線の中心となったのは、首位打者にも輝いた秋山翔吾だ。 シーズン終盤、秋山にチームの走塁について尋ねると、「源田(壮亮)に

    森コーチとの別れと秋山翔吾の助言。西武の結束を、2018年も見たい。(市川忍)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2018/01/07
    彼の会話、表現力は卓越している。
  • ノーザンライト前文科大臣・馳浩。11年ぶりのリング復帰に思うこと。(原悦生)

    馳浩の原点、カナダ・カルガリーでの修行時代。 私は、馳を若い時から、間近で見てきた。 1980年代のカナダ・カルガリーでの修行時代は安達勝治さん(リングネーム“ミスター・ヒト”)の家に居候して、ちゃんこをべて、トレーニング・ジムに通い、車で試合場へ移動する毎日だった。 「科学的なレスリング」というのが、当時、いつも馳の頭にあった。 カルガリーの団体「スタンピード・レスリング」では、初めは“ベトコン・エキスプレス”という黒覆面の悪役というポジションだったが、そのレスリング・センスの良さがプロモーターのスチュ・ハートに認められて、めきめき頭角をあらわすこととなった。 馳は同世代だったスチュの息子のオーエン・ハートに刺激を受けた。 いや、互いに刺激し合ったと言った方が正しいだろう。 海千山千とも言えるミスター・ヒトの古き良き時代のプロレスと、若きオーエンの新時代のプロレス・センスの双方を、馳は

    ノーザンライト前文科大臣・馳浩。11年ぶりのリング復帰に思うこと。(原悦生)
  • 智弁和歌山と高嶋仁は死なず。「人を蹴飛ばしたらあかんので(笑)」(中村計)

    まるでサッカーの試合を見ているようだった。 智弁和歌山は12安打、大阪桐蔭は7安打と、互いに激しく攻め合っているにもかかわらず、外野からのストライク返球で二塁走者が刺されたり、チャンスでいい当たりが正面を突いたり、ダブルスチールを阻止されたりと、互いになかなか塁を踏むことができない。 かつて、サッカーのイタリア代表が用いた堅守を誇る戦術をイタリア語で「カテナチオ(かんぬきの意味)」と呼んだが、両チームの壮絶な守り合いは、まさにカテナチオとカテナチオのぶつかり合いだった。 そんな中1回裏に大阪桐蔭が先制し、4回表に智弁和歌山が1-1の同点に追いつく。ここからまた守り合いが続き、7回裏に大阪桐蔭がワイルドピッチの間に2-1と勝ち越す。智弁和歌山は最終回も1アウト一、二塁と攻め立てたが、2点目が遠かった。 大阪桐蔭と智弁和歌山の勢いの差は明白だが……。 試合前、智弁和歌山の部長・古宮克人は強気

    智弁和歌山と高嶋仁は死なず。「人を蹴飛ばしたらあかんので(笑)」(中村計)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2017/08/19
    悔しさが滲み出ている監督のことば…。この試合がまたさらに未来の名勝負を生むのだから、高校野球は面白い。
  • 長崎清峰高校 短かった夏。/センバツ優勝の快挙の裏で(中村計)

    甲子園に初出場した4年前、旋風を巻き起こして今年の春には全国制覇。 プロ注目の投手を擁する夏の命は、県予選準々決勝であっさりと姿を消した。 ここまで強くなった要因、そして歯車が狂うことになるきっかけはどこにあったのか。 佐世保野球場の空をびっしりと覆い尽くした暗雲。 それに加え、この日は、日では46年ぶりという皆既日の日だった。午前中だというのに照明に灯が入り、雲間からはときおり月に遮られ、爪の切りかすのようになった太陽が顔をのぞかせていた。どこか非現実的なその現象を眺めていると、古代、人人が日を凶兆として恐れたのもうなずける。 1回裏に2失点。 あの絶対的なエースが、である。清峰の背番号1を背負う今村猛はこの春、全国制覇を成し遂げた選抜大会では、5試合で計44回を投げ、わずか1点しか奪われていなかった。 甲子園の常連校、長崎日大を相手に0-2からのスタート。重くないはずがなかった

    長崎清峰高校 短かった夏。/センバツ優勝の快挙の裏で(中村計)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2017/07/22
    勝ったのは大瀬良大地ようする日大長崎だったなぁ。
  • 華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)

    6月13日。 DeNA・宮崎敏郎三塁手が、音もなくセ・リーグの首位打者にランクされた時、私の中で、ある感慨が胸を満たした。 世の中、地道にコツコツ頑張るヤツが、結局最後は勝つのかねぇ……。 華やかな世界といわれるプロ野球の中で、この男ほど地味で、土のグラウンドが似合う選手もいないのではないか。 グラウンドに出て来た時は洗剤の匂いがするようなユニフォームを着ていても、帰っていく時は泥だらけ。 この選手には、そんな記憶しかない。 社会人野球・セガサミーの頃。 ほかの選手を取材に伺った練習グラウンドで、みんなが全体練習を終えて、誰もいなくなったグラウンドで、いつまでもバッティング練習をやめようとしなかった汚れた“ヒゲだるま”のような姿。 「おーい、閉めるぞー」と誰かが呼んでも、聞こえているのか、いないのか、マシンと“2人の世界”でひたすらバットを振っていた。 何かが壊れた感じが頼もしかった。 野

    華がなく、社会人は10社以上落ち。DeNA・宮崎敏郎が超無名だった頃。(安倍昌彦)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2017/07/15
    くららず、地道に努力する、このひとの姿勢はいいよなぁ。
  • 清原和博、1年半後の告白。「ひと気のない深夜の甲子園で」(鈴木忠平)

    「夜、こっそり、ひと気のない甲子園球場に行ったんです」――。 昨年2月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原和博氏(49)が29日発売のNumber930号「清原和博『告白』」での独占インタビューに応じ、昨年3月の保釈後から続く、薬物との戦いの実態を明らかにした。 清原氏がメディアに口を開いたのは昨年末に放送されたTBSテレビのインタビュー以来。途切れ途切れの言葉をつなぎながら2時間以上にわたって、今どのように薬物と戦っているか、保釈後どこでどのように過ごしていたか、そしてあらためて、なぜ、薬物に手を出してしまったのか、自分の心の中を探るように語った。 今も甲子園で生き続ける清原伝説だが……。 冒頭は「一日、一日が戦い」という薬物依存症治療の実態と、現在の生活ぶりから始まり、やがて、自分の野球人生や引退後の暮らしを振り返りながら、なぜ禁断のクスリ

    清原和博、1年半後の告白。「ひと気のない深夜の甲子園で」(鈴木忠平)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2017/06/28
    記事の出だし「夜、こっそり、ひと気のない甲子園球場に行ったんです」それだけで泣けた。
  • 大阪桐蔭・西谷監督の炯眼恐るべし。中田翔と浅村栄斗、覚醒の理由。(中村計)

    2007年のドラフトで佐藤由規(仙台育英高→ヤクルト)、唐川侑己(成田高→ロッテ)と並んで「高校ビッグ3」と呼ばれた中田。尊敬する清原和博に追いつくような選手になれるか? やはり恩師の眼力は侮れない。 2年前、西武の中村剛也の取材で母校の大阪桐蔭を訪ねたときのことだ。監督の西谷浩一は、やたらとルーキーの浅村栄斗のことを推していた。その前年、'08年夏に大阪桐蔭が全国制覇を果たしたときの「1番ショート」で、同じく西武にドラフト3位で入団したばかりだった。 「フレッシュオールスターを見たんですけど、ショートゴロを打ったスイングを見て、1年目にしては『おっ』て。これは案外やるかもなと思った。浅村は今後、ちょっとおもしろいですよ」 そのときは、さして浅村に関心もなく聞き流してしまったのだが、西谷の予感通り、今シーズン、浅村はブレークしている。 そしてその浅村以上に熱い期待を寄せていたのは、プロ入り

    大阪桐蔭・西谷監督の炯眼恐るべし。中田翔と浅村栄斗、覚醒の理由。(中村計)
  • 新タイガーマスクWの危険な仮面。「失敗しない男」が遭遇した問題点。(原悦生)

    10月10日。両国国技館の第0試合にタイガーマスクWが登場した。その虎のマスクは原作アニメそっくりで、ぬいぐるみのように鼻の部分が大きく突き出ていた。 このまま試合をするのか? 脱ぎ捨てるオーバーマスクではなかったのか? マスクマンの正体が誰であるかより先に、まず、それが気になった。 覆面レスラーはマスクをかぶることで、ハンディキャップを背負う。視野は狭くなり、呼吸も苦しい。夏場は暑さとの戦いにもなる。 三重苦。それじゃあ、いいことないじゃないか? それでも、マスクによる変身が、観客ばかりか、自らをも現実を離れて別の世界へと誘ってしまうというのだ。素顔ではできなかったことが、この変身によってできるようになることもある。人格さえ変えることができるとも言われる。あのジキルとハイドのように。魔法の薬ならぬ魔法の仮面。それがレスラーのマスクマン願望へとつながる。 こんなに鼻が突き出たマスクマンは見

    新タイガーマスクWの危険な仮面。「失敗しない男」が遭遇した問題点。(原悦生)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2016/10/15
    1.4 の対戦相手はだれだろね。
  • 休日が多いのに球界一過酷って!?ソフトバンクの奇妙なキャンプを覗く。(田尻耕太郎)

    今春のホークスキャンプは休みが多い。 日のキャンプは4日間練習して1日休む「4勤1休」のスケジュールが主体となっている。かつて落合博満監督が率いた時代のドラゴンズのように、「6勤1休」体制で猛練習を課した例もあった。だが、今年のホークスは「3勤1休」がメインなのだ(全7クール中、第4、第5クールは4勤)。 この提案者は工藤公康監督だった。 昨年まではホークスも「4勤1休」が中心に組まれていたが、工藤監督はメリハリを重視。それが練習の質の向上、さらには故障防止になると説く。 「練習が4日間あると、必ずどこかで抜いてしまう。3日間ならば、初日と2日目を頑張って、3日目は『さ、明日は休みだから頑張ろう』となるだろう」 選手の歩き方まで目を配っている工藤監督。 4勤キャンプの場合、選手たちによれば「やはり2日目がしんどい」という。 1日目の練習による体の張りもあるし、次の休養日まで少し遠く感じる

    休日が多いのに球界一過酷って!?ソフトバンクの奇妙なキャンプを覗く。(田尻耕太郎)
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    hitoriyokozuna 2016/06/19
    そりゃ、強なるわ…。→ 休日が多いのに球界一過酷って!?ソフトバンクの奇妙なキャンプを覗く。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
  • 阪神に現れた生え抜きの正捕手候補。“育成落ち”原口文仁とスカウトの物語。(酒井俊作)

    その活躍ぶりから、すでに侍ジャパン入りまで噂されている原口。待ちに待った阪神生え抜きの正捕手誕生なるか? 現役を退いてから23年がたつというのに、こんな喜びもあるのか……。 かつて中日、巨人を優勝に導くなど球界を代表する正捕手だった男は、今年2月には60歳になった。東京都内の自宅で、テレビに映る野球中継を、これほど見入ることがあっただろうか。阪神でスカウトを務めて10年目に入った中尾孝義が声をはずませた。 「うれしいよ。そりゃ、うれしい。一軍に上がってすぐ出られると思わなかったし、ここまでやるとは思わなかったよな。父代わりみたいなことは何もしとらん。自分がいいと思った選手だからね。『とってください』と言っただけだよ」 今季、金新体制は若手を積極的に登用する。とりわけ、球界を驚かせたのは育成選手だった原口文仁の抜てきだろう。 4月27日に支配下選手に昇格させ、即日一軍デビュー。コーチのユニ

    阪神に現れた生え抜きの正捕手候補。“育成落ち”原口文仁とスカウトの物語。(酒井俊作)
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    hitoriyokozuna 2016/06/01
    記事より「捕手はね、淡泊だと無理なんだ。プロで淡泊だとダメ。我慢強い性格をしていないといけない。いい捕手はみんな我慢強いよ。普段はわがままでも、我を出さず、投手をリードしないといけないからね」
  • 上司の器量は失敗したときに分かる。金本監督にめぐり合った高山俊の幸運。(鈴木忠平)

    4月、新たなスタートの季節。組織に入った人は、どんなボスに巡り合っただろうか。 失敗してもいい。思い切ってやってみろ! こう言って背中を押してくれる上司がいるかもしれない。ただ、幸運だと思うのは少し早い。それがわかるのは実際に、ミスをしてしまった後なわけで……。 この春、当の意味で幸運な出会いをしたフレッシャーがいる。阪神タイガースの高山俊だ。東京六大学で最多安打記録を塗り替えて、ドラフト1位で入団したエリート。ボスが誰であろうと関係ないではないか。そう思う人がいるかもしれないが、野球界だって誰と巡り合うかは人生を大きく左右する。 そんな高山の「幸運」を肌で感じ取った男がいる。DeNAベイスターズ久保康友だ。 4月2日、横浜スタジアム。初めて高山と対した。3回の2打席目、完全にタイミングを外したと思った投球に対して、バットを合わされて、右翼への二塁打とされた。 「バットコントロールがいい

    上司の器量は失敗したときに分かる。金本監督にめぐり合った高山俊の幸運。(鈴木忠平)
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    hitoriyokozuna 2016/04/20
    とても監督一年生とは思えません。ファンのおっさんたち(それもかなり年上の)からもアニキと慕われる人格者、金本監督はなんだかんだ言ってスゴイ。
  • 父、辰吉丈一郎の愛と愛は溶けるのか。~息子・寿以輝の連勝に何を思う~(藤島大)

    せがれも王子だ。誰だって自分の息子はかわいい。だから思う。この父親はどうなってしまうのだろう。 辰吉丈一郎。かつてプロボクシングの世界バンタム級チャンピオン。ストリートファイトの像もよぎる闘争心と、ストリートスマート(路地裏の級長)の思慮深さで難敵を仕留めた。 その次男、寿以輝が7月20日、プロ2戦目となるバンタム級4回戦を2回KOで制した。対戦相手の岡村直樹は市役所勤務で、そこまで1勝3敗、「息子」の勝利に不思議はなかった。 父、丈一郎はボクシングを愛している。そんなの当たり前ではないか、と表現の拙さを叱られそうだが、ラブの濃度と密度は「大好きです」の次元にない。それどころか「人生そのもの」の範疇にも収まらない。もはやタツヨシジョウイチロウという生命体と同化している。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 90

    父、辰吉丈一郎の愛と愛は溶けるのか。~息子・寿以輝の連勝に何を思う~(藤島大)
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    hitoriyokozuna 2016/02/17
    丈一郎「中学出て、5千円札、ポケットに入れて、ボストンバッグひとつで出てきて、なんべんでも転んだり引っくり返ったり、あっこまでなったんやから」
  • バットマン? スーパーマン?いや、日本には「ストレッチマン」がいる。(NumberDo編集部)

    3月、いよいよ映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が公開される。アメコミの2大ヒーローであるバットマンとスーパーマンがついに対決するとあって、アメリカでは大きな話題になっているようだ。幼いころに目に焼き付けたヒーローは、いつになってもわれわれの心を躍らせる。 日でもこれまで数多くのヒーローたちが生み出されてきた。ウルトラマン、ミラーマン、仮面ライダー、人造人間キカイダー、ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバン、はてはタケちゃんマン……。 これらは主に'70年代~'80年代に活躍したヒーローだが、現在の20代から30代が、男女問わず心躍らせた「ゼロ年代のヒーロー」といったら誰だろう? いや、30代より上の世代の人であっても、お子さんが見ていた画面の中に、あるいは何気なくザッピングしていた時にふと手を止めたNHK教育テレビで、きっと目にしたことがあるはずだ。 一度見たら忘れられ

    バットマン? スーパーマン?いや、日本には「ストレッチマン」がいる。(NumberDo編集部)
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    hitoriyokozuna 2016/02/05
    「Number」でストレッチマンが取り上げられてる!苦節二十年、すごいじゃないですか!
  • 今の時代、本当に必要な監督力とは?仰木彬と星野仙一、「怖さ」の違い。(中村計)

    「知将」「魔術師」と呼ばれた恩師・三原脩の薫陶を受け、ついには名将となった仰木。「仰木マジック」と呼ばれた名采配は、「三原マジック」に倣った称号である 見える怖さと、見えない怖さがある。言うまでもなく真に怖いのは後者だ。 そんなことを考えたのは、楽天の監督、星野仙一が、チームの負けが込み始めると同時に「ぶち切れた」「ドアを蹴飛ばした」といった報道を目にする機会が増えてきたからだ。 確かに、怒ったときの星野は迫力満点である。若いときは、さらに怖かったという。 だが、そうして怒りを表に出せば出すほど、正反対の感情が涌いてくるのも確かなのだ。星野という人物は、温情と非情、両面から語られる人物だが、どちらかといえば、温情の人なのではないか、と。 近鉄から始まり中日など国内5球団を渡り歩いた捕手、光山英和(西武バッテリーコーチ)がこんな話をしていたことがある。 「星野さんは大声を出すし、手も出す。で

    今の時代、本当に必要な監督力とは?仰木彬と星野仙一、「怖さ」の違い。(中村計)
  • 藤井寺物語。(渡辺勘郎)

    「『お~い、栗はん!こっち来て一緒にべんかい!』 レフトを守ってて、こういわれて振り返ると、スタンドで観客が焼き肉をしてたんです。ガードマンが慌てて飛んで行ってましたね」 こんな思い出話をして「とにかく藤井寺球場のファンは強烈でした」と語るのは、往年の4番打者、栗橋茂さん。引退後の今は、藤井寺駅の近くでスナックを営む。 「『○○!おまえ、昨日、電気屋で月賦でテレビ買うてたやろ!プロ野球選手が月賦なんかで買うなぁ~。現金で買うたれ!』というヤジが飛んだことがあって、名指しされた選手に『ほんとに月賦で買ったの?』と聞いたら『はい……』って恥ずかしそうに頷いてました」 これは近鉄憎しの強烈な南海ファンのヤジだったといわれているが、真偽のほどは定かではない。ただ、「それほど選手とファンの距離が近かった」と街の人はいう。 かつてのリリーフエースで今は二軍で調整中の赤堀元之投手も、藤井寺に来た当初、

    藤井寺物語。(渡辺勘郎)
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    hitoriyokozuna 2015/11/17
    名作。
  • 鯉の“エース”黒田の立ち居振る舞いを見よ。~マウンドで醸し出す独特のオーラ~(石田雄太)

    広島に黒田博樹が帰ってきた。3月8日、オープン戦の初登板を迎えたバリバリのメジャーリーガーは、5回ワンアウトまで、打者13人をすべてアウトに取った。まるでボクシングの如く軽快なテンポで効果的なパンチを繰り出し、1ラウンドを3分ずつで片づけていく。 5回途中までに費やしたのは16分15秒、投げたのは39球。自在にボールを操った黒田は、一人あたり3球で13のアウトを積み重ねた。試合後、黒田は言った。 「どんどんストライクゾーンで勝負していって、バッターにプレッシャーを掛けていければいいかなと思ってました」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 671文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有料会員登録 有料会員ログイ

    鯉の“エース”黒田の立ち居振る舞いを見よ。~マウンドで醸し出す独特のオーラ~(石田雄太)
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    hitoriyokozuna 2015/03/20
    堂に入っているというか、肝が座っているとか、40過ぎたらこうありたいもんだ。
  • <ノンフィクション> 86歳のサッカー少年 ~最高齢記者・賀川浩の半生~(近藤篤)

    神戸一中はサッカー強豪校であり、進学校でもあった。メガネ着用率が高い。前列左から2番目が5年生の賀川。'41年撮影、賀川所蔵 大正時代に生まれ、後に日本代表となる兄の影響を受け、 戦時中は特攻隊に志願し、新聞記者として長らく勤め、 '74年西ドイツ大会を皮切りに、通算9度のW杯取材――。 そんな波瀾万丈の経歴を持つ現役ジャーナリストがいる。 日サッカーの発展を見守り続けた男の足跡を辿った。 大阪版サンケイスポーツ、日付は1974年6月15日土曜日、定価は70円。第3面の上段に「Oh! ワールドカップ」というタイトルの連載記事が載っている。 小雨のなか“世界のお祭り”開く この迫力 緊張感に胸がキューッと 強豪ブラジル、防戦一方 '74年W杯開幕戦、ブラジル対ユーゴスラビアの試合を伝えるその記事は、こんな書き出しで始まる。 ――試合が終わったあとの肩の凝り方のひどさ。これはなれないカメラを

    <ノンフィクション> 86歳のサッカー少年 ~最高齢記者・賀川浩の半生~(近藤篤)
  • “38年目の野球部員”山本昌のあくなき挑戦。~50歳、進化のポイントは「鎖骨」~(石田雄太)

    ついに50歳になる。ドラゴンズの山昌は今年も現役として、プロ32年目のシーズンを迎えた。 「18歳の時には、50歳まで野球をやるなんて夢にも思ってなかった。3年やってダメなら大学行って、教師になろうと思ってましたし……そんな僕がこの歳までプロ野球選手ですから、ホント、奇跡ですよ。それにしても最近、こうして昔を振り返ることが増えましたね(笑)」 去年の9月5日、ナゴヤドームでのタイガース戦に49歳25日で先発した山昌は、5回を無失点に抑えて勝利投手となった。この1勝で、彼は浜崎真二(ブレーブス)の持っていた最年長勝利のプロ野球記録を64年ぶりに更新、今年はジェイミー・モイヤー(ロッキーズ)の持つ49歳5カ月という世界最年長勝利の記録に挑むことになる。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 591文字 Numbe

    “38年目の野球部員”山本昌のあくなき挑戦。~50歳、進化のポイントは「鎖骨」~(石田雄太)
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2015/01/10
    「「プロ32年目というより、野球部生活38年目ですよ。中学で野球部に入部してからずっと野球をやらせてもらっていて、一度も社会に出てない感じなんです。なんつっても、“オタク系プロ野球選手”ですからね。」